ベネスエラ人のアミーゴたちです。
◎Venezolano(ベネソラーノ)👉ベネスエラ人(男性単数型)
→複数型はVenezolanos (ベネソラーノス)
バチャータのダンスを踊る人たちです。
バチャータと言うのはドミニカ共和国発祥の踊りだそうです。
◎Baile de bachata(バイレ・デ・バチャータ)👉バチャータの踊り。
サルサとかクンビアの場合は踊る為のBGMですから踊らないでCDで聴くだけだとあまり良くないんですけどもバチャータは独特の歌い方とメロディが良いので踊らないでCDで聴くだけでも良い歌が多いのでビリヤード場のBGMにも凄く良い訳です。
◎Música ambiental (ムシカ・アンビエンタル)👉バックグラウンドミュージック、BGM。
ムシカ・アンビエンタルと言う言葉が1応辞書に載ってますけどあまり使われない言葉で通常は只単にMúsica (ムシカ👉音楽)と言います。
昔の日本のビリヤード場では店主とか従業員の好みでかなりアレな方向性に偏ったBGMのビリヤード場があったんです😣
東京都練馬区にあったエトワ●ルと言うビリヤード場で中年で背が低い従業員の親父の趣味で藤山一郎さんの『青い山脈😣』とかペギー葉山さんの『学生時代😣』とか舟木一夫さんの『高校三年生😣』などの1950年代から60年代の糞ダセえ懐メロの有線を掛けまくられて全然球が当たらなかった想い出があります。
ポケットを撞いていた大学生風の若衆が「この変な歌、何なんすか?」って訊いたらボーイのちびな親父が「今は、逆にこう言うのがナウいんだよ」などと言い放って引き下がった学生が仲間に「あのジジイ駄目だ😣」などと言ってました。
組関係者の人がスリークッションの常連客に多いビリヤード場では有線放送が軍歌専門チャンネルと言う凄い店もありましたし、東京都町田市の某ビリヤード場では店主のプロ選手の人とボーイさんが揃ってAKB48のファンと言うかヲタク的な人の為にAKB48 のビデオを掛けっ放しと言うビリヤード場もあったんです。
AKB48のビリヤード場は故・М山竜先輩の店だったんですけど松●先輩から聞いた話なんですけどそう言う歌が嫌いなお客さんが「AKB48ばかり掛かってるから帰ります」と言って帰ってしまったそうなんです。
松山先輩は「何故AKBの良さが判らんのだ」などと言ってました。
軍歌のビリヤード場で三本ピン移動ピンのピン倒しの賭け球の盆を開帳してたんですけど『予科練の歌』とか『北支派遣軍の歌』とか勇ましい歌が多くて歌に釣られて逃げずにキューを出しちゃうと10枚罰金のバップをしてしまったりする訳でBGMと言うのは意外と大切な気がします。
(写真 : 松竹マルチプレックスシアターズ)
『仁義なき戦い(第1部)』で新開組の新開宇市組長の舎弟の有田俊夫役の演技が凄く良かった渡瀬恒彦さんが『道頓堀川』ではシャブ中の賭け球師渡辺を好演しました。
◎Rio de Doutonbori(リオ・デ・ドウトンボリ)👉①道頓堀川②宮本輝先生の小説のタイトル。
ロバート・ロッセン監督がメガホンを執ってポール・ニューマン、ジャッキー・グリースン、パイパー・ローリーが出演した不朽の名作映画『ハスラー(原題The Hustler)』の影響で日本ではビリヤードが上手い人の事を『ハスラー』と呼ぶような間違った概念が定着してますけどアメリカ人の使う米語ではHustlerと言うのはイカサマ博奕などで相手を騙して金を巻きあげる人と言うような意味だそうです。
◎Apostador de billar(アポスタドル・デ・ビジャール)👉賭け球をする人、賭け球師。
(Sauce : Shochiku Multiplex Theatres, Ltd.)
某淡●亭製のアタッシュ型のキューケースは中でキューがガタガタ動いて良くないと城太郎は思いました。
◎Estuche de taco de billar (エストゥーチェ・デ・タコ・デ・ビジャール)👉キューケース。
◎Estuche de Awajitei(エストゥーチェ・デ・アワジテイ)👉淡路亭のキューケース。
◎Estuche duro(エストゥーチェ・ドゥロ)👉ハードケース。
◎Interior de estuche de Longoni (インテリオル・デ・エストゥーチェ・デ・ロンゴーニ)👉ロンゴーニのキューケースの内部。
大きさも小さくて軽いのでこのキューケースを城太郎は買いました。
◎Estuche de tipo de tubo(エストゥーチェ・デ・ティポ・デ・トゥボ)👉筒型のキューケース。
◎Estuche de forma cilíndrica (エストゥチェ・デ・フォルマ・シリンドリカ)👉円筒形のキューケース。
◎Correa(コレア)👉スリング。
スリングが着いてなくて取っ手の部分を持って歩かないといけないと言う事と皮が分厚くて長さも長い為に重いです。
(Sauce : 松竹マルチプレックスシアターズ)
巨匠深作欣二先生にケチを付ける訳では無いんですけど宮本輝先生の原作の小説『道頓堀川』ではスリークッションのビリヤードだったのにポケットビリヤードにしてしまったんです。
『仁義なき戦い広島死闘篇』でも山中正治役の北大路欣也さんにMGC社の.44マグナムリボルバーのモデルガンを持たせてるんです。
伝説の広島ヤクザと言われた岡組組員の山上光治さんは警察官殺しから始まってヒットマンとして敵対する村上組員を3人射殺したあとに逮捕される事を嫌って自決するんですけど山上さんが使ったチャカは.380ACP弾を使用するブローニング1910拳銃だったんです。
映画『ダーティハリー』でハリー・キャラハン刑事が使用したスミス&ウェッソンの.44マグナムリボルバーはこの当時は未だ存在して無いんです。
◎Investigación histórica(インベスティガシオン・ヒストリカ)👉時代考証。
◎Detalles(デタージェス)👉ディティール。
山村組を山守組にしたり共政会を天政会に変えたりして実名を使わなかった事は映画が制作された当時はまだ関係者が存命中でしかもまだ現役の組関係者が多かったので仕方が無かったと言う事は納得出来るんですけども仁義なき戦い第1部で菅原文太さんが演じる広能組員がヒットマンとして土居組長にカチ込むシーンで広能組員にMGC社製のシグ・ザウアー(SIG)拳銃のモデルガンを持たせてるんです。
終戦直後の時代にこの拳銃が存在してる訳が無いんです。
深作欣二監督のディティールに拘らない点が城太郎的には好きじゃないんです。
話を道頓堀川に戻しますと加賀まり子さんがビリヤード場の女店主ユキの役を演じた訳ですけどもビリヤードシーンの撮影は古波蔵紀都美プロが代役で球を撞いたそうなんです。
◎Sustituto(ススティトゥート)👉代役。
◎Suplir(スプリール)👉代役を務める。
◎Kitomi Kobakura suplió a la actriz Mariko Kaga (キトミ・コバクラ・スプリオ・ア・ラ・アクトリス・マリコ・カガ)👉古波蔵紀都美さんが女優の加賀まり子さんの代役を務めました。
ツカミの部分のペシャリと言いますか前置きのペシャリが長く成りましたけどここから本編に入ります。
4月24日に書きました第37章からの続きで第38章に入ります。
◎Capitulo 38(カピトゥロ・トレンタオーチョ)👉第38章。
2先の空クッションを1応終わりにしまして3回先にクッションに入れるスリー空クッションに入ります。
日本ではハーフイングリッシュの半分捻りを基準にしてるみたいなんですけどクーレマン選手はマキシマムイングリッシュの捻りを基準にして球から当てて行く場合に捻りを減らすと言う事みたいです。
日本ではファイブ&ハーフの空クッションと言う呼び方をしてるみたいですけど上の図のように第1クッションを長クッションに入れて長クッション→短クッション→長クッションと廻す1番オーソドックスな空クッションです。
日本では技の名前を細かく区別してるんですけど外国のビリヤード界は英語圏の人間でもスペイン語圏の人でも日本人みたいに言葉の定義を細かくしてませんから只単に『空クッション』と言うみたいです。
◎Tabla(タブラ)👉①板②空クッション(ビリヤード業界の用語)
◎Banda previa (バンダ・プレビア)👉空クッション。
3回先にクッションに入れてから2つの的球に当てるスリー空クッションの球でファイブ&ハーフの空クッション以外の形の球としてダブルレールの空クッションの形があります。
◎Renverse(レンベルセ)👉ダブルレール。
フランス語のRenverseの発音は良く判らないんですけど『ルンべル(ス)』みたいな発音に城太郎の耳には聴こえたんですけどもスペイン語圏の人たちは字のスペルはフランス語から借用して発音はスペイン語読みをしてレンベルセと言う発音にしてしまったみたいです。
球の配置は手球が短クッションの中央の2ポイント目で的球が長クッションの中央の4ポイント目です。
マキシマムイングリッシュのシステムの計算は30−10=20ですから長クッションの2ポイント目の20の場所を狙います。
空クッションの場合はマキシマムの捻りを基準にして覚えて球から当てて行く場合に第1クッションに入れる場所に拠って捻りを減らして行くと言う事です。
JPBFの森雄介プロです。
球から当てて行く場合に厚さが合っていてもストロークが違ってたり捻りがちゃんと入ってない人の球は外れるんです。
厚さが多少違っていてもストロークが合っていて捻りがちゃんと入っていると手球は当たるんです。
初心者から中級の人の場合は後球の作りとかポジションプレイとかよりも先ず1点を当てる事が大事なんですけども高点者の場合は後球を作って連続点にする事が必要な訳です。
城太郎の場合は厚さが違っていて後球を上手く作れないで球だけ当たると言う場面が近頃多く成ってる感じなので厚さを良く見る為に体をもっと伏せて低くした構えにしようと考えて森雄介プロみたいな構えにしようかな🤔などと今考えてる最中なんです。
後球を作る為とかキスを躱す為に厚さも大事な訳です。
第38章(完)
第39章に続きます。
Los Ángeles azules (ロサンヘレス・アスレス)の大ヒット曲のNunca es suficiente (ヌンカ・エス・スフィシエンテ)はクンビアと言ってもフレンチポップス的なお洒落な感じの曲ですからビリヤード場のBGMには凄く良いと思います。
早撞きが基本のメキシコの場合だと他の人とゲームをしてる時には曲に浸る暇が無いんですけども遅撞きが基本の日本の場合だと凄く良い曲だと思います。
※次回の39章は少し間が開きます。
※無断転載はお断わりしてますので宜しくお願いします。