黄色い花の酢漿(カタバミ)4種 ー 都立水元公園の内外
タナゴ釣の帰りに撮りました!

 

公園内で赤カタバミが見付からず、諦めていたら、今日の町内クリーン作戦で何ヶ所かで咲いているのを見付けましたが、全てコンクリートの割れ目に咲いていました。公園のような土の上では他の雑草に負けて咲けなくて、他の植物が育たないような過酷な環境でしか生きられないようです。

 

酢漿草(カタバミ)
原 産:日本
科/属:カタバミ科 カタバミ属
花 期:春〜秋
単に「カタバミ」と言うとこの種を指します。花は黄色で、径約8mm。葉は緑で先端に切り込みがあり、ハート型のようなかわいらしい形をしています。

 

 

 

■ 赤酢漿草(アカカタバミ)
原 産:日本
科/属:カタバミ科 カタバミ属
花 期:春〜秋
径8mmぐらいの黄色の花をつける。中心部が赤くなることが多い。カタバミの1品種で、葉の色は赤紫です。

 

 

 

薄赤酢漿草(ウスアカカタバミ)
原 産:日本
科/属:カタバミ科 カタバミ属
花 期:春〜秋
本種はカタバミと赤カタバミの雑種と推測され、中心部が赤くなることが多く、葉の色はくすんだ緑色です。

 

 

 

■ おっ立ち酢漿草(オッタチカタバミ)
原 産:北アメリカ
科/属:カタバミ科 カタバミ属
花 期:春〜秋
日本では1962年に京都府で見つかり、現在では各地に分布するが、第2次世界対戦後に駐留アメリカ軍の荷物について侵入したものと考えられている。
花はカタバミとほぼ同じ黄色の5弁花、高さ10〜50cmに達する。昼に葉が閉じる特徴がある。