三途の川の渡し賃はナゼ六文銭か? 古代史漫談 | チャリで巡る お風呂屋さん!風呂敷日記
2010-08-28 00:05:15

三途の川の渡し賃はナゼ六文銭か? 古代史漫談

テーマ:古代史漫談

三途の川とは?http://ameblo.jp/2626150/entry-10617741177.html

に引き続き なんで三途の川の渡し賃はナゼ六文銭か?

マズは 三途の川とは?で述べたように三途の川という概念は世界中にある 

皆が知ってる三途の川伝説は

『地蔵菩薩発心因縁十王経』という中国でできた偽経が原典

偽経というのは仏陀釈尊が説いたお経ではなく

後世 民間の俗信信仰と混合した大衆向け仏教小説とおもえばいい

いまでいうたら仏教ネタをヒントにしたアニメか漫画やね・・
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この偽経によればまず三途の川には瀬が三つ

善人は金銀七宝で作られた橋を渡り、

軽い罪人は山水瀬と呼ばれる浅瀬を渡り、

重い罪人は強深瀬あるいは江深淵と呼ばれる難所を渡る


とあるが 本来は

三途の川とは三筋川

渡る途中で地獄界行きの川に落ちると地獄界ドクロ直行便ロケット

       餓鬼界行きの川に落ちると餓鬼界叫び直行便ロケット

       畜生界行きの川に落ちると畜生界ドクロ直行便ロケット

という三悪道という最下層の霊界へ繋がるので三途の川が原型


平安時代から三途の川を自力で渡るが変化して

渡し舟で渡るように変化

その渡し賃が六文銭といわれ 

死に装束の頭侘袋に今は印刷したものを入れる

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金であの世が買えるんかいヾ(▼ヘ▼;)って??

あっ違います!これ

ようは 六文銭というのは お布施なんです


金であの世が買えないという一つの証拠?は

三途の川のほとりで現れる

衣領樹(えりょうじゅ)という大樹の下にいる

奪衣婆(だつえば)、懸衣翁(けんえおう)という鬼姥と鬼翁


ここで追いはぎみたいに身包み奪衣婆に剥がされ

それを懸衣翁が衣領樹にかけると生前の罪の重さがわかるといわれ

罪の重さにより 三途の川のどの瀬を渡るかを決めるという

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実は衣の重さでわかる罪というのは

地位・名誉・権力・強欲に稼いだ金であの世のことも解決するという想念なのだ

俺はこんなに偉く金ももっとる!あの世のことも金次第という奴やね

こういう想念は最下層の霊界へいくので身包み剥がされる

実は奪衣婆(だつえば)、懸衣翁(けんえおう)という鬼姥と鬼翁は

観音菩薩の化身と言われている
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つまり・・なんとか最下層の三悪道(地獄界・餓鬼界・畜生界)へ落ちないように

この世から引きずった強欲な物や権力の想念を引き剥がそうとしてる

慈悲の行為なんですが・・

こういう強欲な輩に限って絶対 引き剥がされたくないと足掻く!!

そういう強欲な輩から見れば 

物や権力を引き剥がすものは鬼婆の追いはぎに見えるんですわ


でこの鬼婆 怖いんですが超人気だったことがある

江戸時代に民間信仰で奪衣婆(だつえば)信仰大ブーム
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錦絵にたくさん描かれていて ↑ひたすら皆お願いごとしてるんですわ

これは奪衣婆が観音菩薩の化身であり、

地獄界・餓鬼界・畜生界という最悪なことから救ってくれるという信仰なんやね


三途の川の入り口 冥土の入り口の門番?

奪衣婆と懸衣翁は三途の川の渡し賃六文銭を持って来たものは

フリーパスで三途の川を渡してくれる


やっぱ!金か!通行料か!(`×´)

違うのである

江戸時代 一文は今の¥50ぐらい つまりしめて¥300

これは 観音菩薩(奪衣婆)様に帰依します

生前を反省します 頭を垂れます 信心します という証に

仏前の前にささげる喜捨 つまりお布施 お賽銭なんです


ようは金額ではなく 冥土の神仏に捧げる供養金を持っていくという

その想念が大事なわけよ それが通行手形なわけです

俺は神仏よりえらい!あの世も金と権力で解決できるわという傲慢な輩は持っていかないわけです(形ばかり六文銭用意しても向こうでバレルってことね)


じゃ?なんで六文?いまだに???(-_-メ

これはね 仏教の六道輪廻から来てるのだ

仏教ではこの世は6つの世界からできている

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地獄界 ただひたすら続く苦の世界

餓鬼界 飢えと渇きにもだえる苦の世界

畜生界 弱肉強食の食うか食われるかの苦の世界

阿修羅 ひたすら永劫に続く闘争の世界

人間界 苦と楽と共存する世界

天上界 天人の世界


これを六道という ↑図はその六道輪廻図である


この六つの世界を生まれ変わり死に変わり永劫に輪廻し続ける

六道輪廻を断ち切った世界へいける方法が仏教なのだ


六道輪廻を彷徨う人を救うのがお地蔵さん

六地蔵ってあるでしょうが これは六道輪廻からきている

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つまり 六文銭というのは

六道に迷いませんように 六道を無事渡れますように

で!六文なわけです!

なんで今でも 穴あき文銭なのか?

たぶんそれは 穴が開いてるというのは通過を意味する

六道を無事通過という意味だな・・

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こう考える五円玉6枚でもええんじゃないか?とおもうが・・(。・ε・。)

なんで今でも寛永通宝??

たぶん これは・・あの世とこの世は違う

この世のことはあの世では通じないという儀式なんだと思うなあ

ケジメというか・・

だって死装束だってそうじゃん!

三途の川渡らないといけないんやで!落ちないように!

そしたら 送り出すには救命胴衣つけておくるのがええんちゃうん?!
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それがいまだに・・生前着たことのないような・・

時代錯誤のこの衣装やからね・・(T_T)

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この衣装用意することで 生と死のケジメをつけるんだとおもう

遺族も あの世に送る覚悟がつくのよね

ゆえに・・お金はこの世の通貨でなく 寛永通宝六文銭なんでしょうなあ


蛇足でなんで六文銭が紙に印刷されてるか?

火葬時 金属は火葬の妨げになると現実的意味なのだ!( ´艸`)


ということで 三途の川の渡し賃がナゼ六文銭か?

納得できたかな?o(^▽^)o


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『三途の川とは?古代史漫談』

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