強心薬とリハビリで生きる | オリーブの日記〜娘2人と孫2人

オリーブの日記〜娘2人と孫2人

ブログのタイトルを変えました。59歳の時に夫を…その2年後に息子を亡くしました。今は2人の娘ファミリーと共に日々を過ごしています。
これからの残された日々を穏やかに過ごせますように。

1月初めに主治医の先生より、
医学的に補助人工心臓を埋め込むのは厳しいと言われ、強心薬とリハビリで生きる事になった。昨年末にCRTを埋め込んだので、不整脈はだいぶ落ち着いてきた。けれど、強心薬が切れるのは難しく、このまま一生を病院で過ごす事になるとも伝えられた。
BNP600くらい。ちょっと無理をするとたちまち息苦しくなる。食事時の味覚障害も起きているらしく、何を食べても美味しく感じられないみたいである。痩せていく自分の姿を悲しむ夫の姿に、私だって辛いけれど、「元々は痩せてたんだから、若い時に戻っただけじゃない⁉︎心臓には体重を落とした方がいいって先生も言ってたわよー」と、努めて明るく振る舞う。悲しいけれど生きててくれるだけありがたい。病院へ行けば会えるのだから。
だけど、今晩、病院から呼ばれるのかな、、、もうダメかな、、、そんな風に思いながら重い足取りで帰る時もある。
夫ももうダメかな、、、って思う時もあると言う。そうよね。いつ心臓が止まってもおかしくはないのよね。
せめて血栓のリスクを高めないように、病院に着いたら、最初にストッキングを脱がせて足のマッサージをしている。大好きなザーネクリームを塗って行うと、必ずと言っていいくらい寝落ちする。ずっとベッドの上なんだもの。足も疲れるわよね。
マッサージしながらたわいもない話をする。何でもない日常になっている。
時々夫が「泣いてもいい⁇」と聞かれるので、「いいわよ。」と応える。
私にしてあげられることなんて限りがある。夫の話を聞いてあげること、寄り添うことが唯一癒してあげられる事だと思っている。