BEYOND BORDERS

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お隣の朝鮮半島では常に北方異民族の侵略に悩まされていたことや、日本海対岸に「渤海国」という大きな国があり日本と交易があったことなど「意外だった!」とご存知なかった方も多くいらしたと思います。

 

今日は高麗時代の後の「李氏朝鮮」(1392~1910年)vs北方異民族です。

 

日本でも放映された韓流ドラマで

 「華政(ファジョン)」(全65回)

というものがあります。

 

 

 

 

 

 

李氏朝鮮(1392~1910年)時代の黄海君~仁祖の時代を描いているものです。

明の没落、後金が清として台頭してくる時代、日本の戦国~江戸初期に当ります。

宗主国である明に無茶な注文をされたり、後金(のちの「清」)に2度も侵略されます。

 

 

仁祖は叔父である第15代黄海君(クアンヘグン)をクーデターで廃位させ、帝位を奪いました。

「仁祖反正」(西人の乱)といいます。

 

(ちなみに黄海君の時代には壬申倭乱(豊臣秀吉の朝鮮出兵)が2度あり、王族・重臣たちはその都度都から逃げることになります。朝鮮にとってはまさに受難の時代です。)

 

反後金親明的な政策をとっておりましたが、1627年の丁卯胡乱・1636年の丙子胡乱と2回も漢城(ソウル)を攻められます。

 
簡単に申せば、いくら力をつけた女真族の後金が文句をつけてきても、仁祖は宗主国の「明」に従おうとした、そのため、女真族の後金に攻められることになった、ということです。

 

 

三田渡の盟約(さんでんとのめいやく・戦後の講和条約)にて清の第2代皇帝・ホンタイジ( 愛新覚羅皇太極 )に臣下としての礼を求められます。

 

 

仁祖は朝鮮皇帝の正服から平民の着る粗末な衣服に着替え、受降壇の最上段に座るホンタイジに向かって最下壇から三跪九叩頭礼による臣下の礼を行い、世子(皇太子)とその弟家族、大臣らの子弟は後金の人質となりました。

 

 

 

三跪九叩頭礼とは、その字のごとく、3回ひざまずき9回額を地面に叩きつけるものです。属国や臣下の者が宗主国の皇帝に対して行うものです。

(ちなみに18世紀イギリスのマカートニーが、19世紀に日本の副島種臣が皇帝に対してこの三跪九叩頭礼を求められていますが、いずれも拒否しています。)

 

臣下の見ている前で、王が侵略して来たものに対して、地面に頭を叩きつけ、挨拶をするのです。

これは王ばかりでなく、臣下も辛いものですよ。

 

これが「三田渡の屈辱」と言われた事件です。

日本人の多くの方は

「日本だけが朝鮮に侵略したと責められている氣がするえーん

と思われているかもしれませんが、そんなことはありません。

朝鮮半島の方だったら知らない方はいないと思われる大事件でした。

 

 

この事件を扱ったドラマは他に

 

「花たちの戦い~宮廷残酷史」(全50話)

 

 

 

 

があります。

これは仁祖をとりまく後宮女性たちのドロドロドラマですが、背景にそういった悲しい事情もあるのです。見応えありますよ。

全てが史実通りではありませんが、このようにドラマではこの仁祖の悲しい家族関係も描かれていることが多いです。

 

 

 

 

仁祖  クーデターで帝位を奪った位なので、コンプレックスが強い

明に仕えようとするコンサバ

政治的判断が的確でなく、民の信頼も失う

 

皇太子(昭顕世子)  弟家族と一緒に後金の人質となったが、人質の間も奴隷とされた朝鮮の民を助けようとし、また、女真族の進んだ文化は積極的に取り入れ、朝鮮の近代化を目指そうとする

父王の屈辱は忘れないが、最も大切なのは平和な世を作ることと西洋の学問を学ぶ

 

父王は西洋嫌い、息子の親金政策を取っていると逆鱗に触れ、父王に暗殺された説もあります。

結局、昭顕世子と一緒に人質になっていた弟の鳳林大君が17代の王となります。

 

 

 

 

ちなみに叔父の「黄海君」と記しましたが、この方は暴君として廃されたため「王」とは書かれないのです。

この黄海君を扱ったドラマでは

 

「王になった男」

 

「火の女神ジョンイ」

 

 

「王の顔」

 

 

 

などがありますよラブラブ

 

 

 



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