「地元のよく行く本屋さんで、深見東州という人の本を買うと、
無料で手相占いをしてもらえる」という話を、数週間前に見つけてきた母。
彼女に誘われて、本を買い、さらに今日手相占いを受けてきた。
図解 宇宙からの強運ノート―幸運を呼ぶ驚くばかりの秘伝満載!!/深見 東州

¥1,050
Amazon.co.jp

手相を見てもらうのは初めて。
影響を受けやすいと思われる私は、一見平常心でいたが、内心はとても緊張していた。

そもそも深見東州さんがいらっしゃっるのかと思ったら、
手相占い師さんが3人並んでいた。呼ばれた順に空いている占い師のところで見てもらう。
私は左端の女性に見てもらった。
年齢は・・・たぶん母ぐらい。50代じゃないかしら。
そんなに貫禄はない。私は、いつものように半信半疑の気持ちで机に座った。

事前にアンケートのようなものが渡され、見てほしいものに丸をする。
私は、母からのたっての希望で、「2.結婚」に丸をするべきだと思ったが、
今後私はどうやって生きていくんだろう~という思いがあるから、「3.仕事」も気になっていた。
1つだけ丸をしてください。と書いてあるにもかかわらず、私は2と3の両方に丸をした。

見てくれたのは、真ん中の運命線。
第一声「今、結婚しようかな?と思う男性に会っていますか?」
そんなことはなかったので、「いえ、いませんが。。。」

きちんと説明してくれて、今、分岐点にあるという。
いろんな説明をしてくれた。
なんとなく、後半は心を開きつつあった私は、彼女の言葉にぐらぐらと揺れた。
厳しい言葉ではなかったが、言い諭されているようだった。
言い諭されるのが嫌ではなかった。
むしろ言い当てられているような気がして、自分の仮面がはがれる気がした。

「自分で小さい頃から、あれ?気がついたらしてたな?ってことありませんか?」
「ピアノ?う~ん。。。」
「芸術的なこと。」
「自分の気持ちをあまり表現しないほう?
 自分では本当はいろいろアイディアとかあるのに、それを出すのが苦手というか・・・」
「ここ線がないでしょ?自分の意思をしっかり持って、打ち込んでいくほうがいいわね。
 そうしなきゃ、ぼんやりとした人生になっちゃうかな。」
「せっかく、才能がいっぱいあるのに。本当に、もったいないわよ。
 いっぱい才能あるから、生かさないと、自分の魂も磨かれないで終わっちゃう、もったいないわよ ね。」


今、ぼんやりのんびり生きてるけど、
なんとなく自分の意思を見失ったような気がしていた。
そこを突かれているような気がした。
心に残った言葉がいくつかある。
「芸術的なこと。ピアノ!?うーん。。。」「何かに打ち込まなくっちゃね」
「すごく才能があるんだから、もったいないわよ」

芸術的なことと言われて、歌かな? と思う。
でも今やっていることは、フラメンコ。
少なくとも、「事務的なこともするみたいだけど。」なんとなく、(それはあなたの才能を発揮する仕事じゃない)といわれているような気がした。

歌を再開してみようかと、インターネットで教室探しをしたが、
結構お金がかかりそう。少し迷う。
フラメンコもここまで続けてきたから、フラメンコに打ち込もうか?とも思う。

できることなら、自分の才能を開花させたいと思う♪
歌かな?
フラメンコかな?
案の定、しっかり影響を受けているのでした。
『打ち込みたい』という思い。