おこんにちは


今日も

碁盤斬りの記事が沢山出ています。


コチラの

白石監督のインタビュー

いい 合格








⭐️  一部抜粋 ⭐️


――主人公の柳田格之進というキャラクターが草彅剛さんにぴったりで、キャラクターの厚みを感じました。映画にするとなったときから草彅さんにと決めていたのですか?


白石監督:全然決まってなかったです。草彅さんがどうやら時代劇をやりたがっているという噂を聞いて、「本当に?草彅さんなら格之進ピッタリかも」と思い、実際に投げてみたら、「やりたいです」とおっしゃってくださって。出来上がってみると他のキャストは思いつかないくらいハマっていました。


――草彅さんとお仕事したいという思いはいつから?


白石監督:香取さんとお仕事一緒にしてからじゃないかな。最初は「SMAP」という存在自体がスターすぎて実感がなかったです。僕らはインディーズから出てきている人間なので、そんなメジャーな方とお仕事できると思っていなかった。でも、香取さんと一緒に作ってお話をする中で、草彅さんもすごい方なんだなと知り、「ワンチャンあるかも」と思えるようになりました(笑)。


――『凪待ち』のときに、香取さんから草彅さんの噂話を聞いたのでしょうか?


白石監督:ご飯を食べているときに、「どうなんですか?」と聞いてみたり、いろんな話をしました。また、香取さんってお話が面白いんです。ちょっとした小話もエンタメに昇華して話してくれる。


――香取さんは草彅さんのことをどのように紹介していましたか?


白石監督:最初は、草彅さんは役に対する向き合い方がストイックすぎて、何度も台本を読み直して、わからないところは付箋引いて、監督や脚本家と納得いくまで話し合うっていう完璧主義者という風に聞いていたんです。やばい…仕事をお願いしてしまった…と思って、全部答えを用意できるかなと不安だったんですけど、蓋を開けてみると全然そんなことなかったです。

草彅さんは「昔はそうだったけど、今はもうそういうのやめたの~!」って言ってました。「そこから自然体になって、脚本も1、2回しか読まないしさ~!」って。それもそれで極端だな…とか思いつつ(笑)。


――ライターとしては、香取さんも草彅さんもメディアをわかっているというか、助かるお話をたくさんしてくださる頭のいい方だなと感じます。白石監督から見て、お二人の共通点はどんなところだと思いますか?


白石監督:切り替えですね。本番に入ってからのスイッチの入り方がすごい。

「こういう質問がありますので」って進行説明をされている時も、草彅さんは聞いてるのか、聞いてないのか、どっちなんだろうという感じなんですけど、いざやってみるとできているんです。どこでそれ作っているんだろう?と毎回思います。そういうところが共通してます。

でも、エキセントリックなのは草彅さんですね。こういう取材の場でも、急に今日はいてきたブーツの話をしたりしてくれます(笑)。「これ監督にいいな~!監督も買いなよ~!」みたいな(笑)。


――そういう俳優さんはやはり珍しいですか?


白石監督:珍しいです。あの自由さはなかなかない(笑)。

でも、不思議なのが、そういう話をしながらも、結果いい宣伝になってるんですよね。


――プロの仕事ですね!実際に草彅さんのお芝居を生で見てどうでした?


白石監督:取り組み方はびっくりしたけど、入ってみると、「それが正解なんだな」というのに、最短のルートで行き着く人でした。普通寄り道したりする。演出する僕もそうで、探りながらなんですけど、それがない。早い。でも決めたことだけをやるのかというとそうでもない。例えば僕が「こういうことですかね?」って提案しても、軌道修正が早いんです。

加藤さんの脚本のおかげもあったのだと思います。俳優部に迷いを与えない脚本だったというか。




――草彅さんのお芝居で印象に残ったシーンはありますか?


白石監督:仇を探して旅に出るじゃないですか。なんでもないけど髭面になって歩いている野武士の感じはかっこいいなと思いました。「このキャラクターにあってるのかな」とかそういう目線で普段見てしまって余裕がないので、普段はあまり出演者に対してかっこいいと思わないんですけど、今回はかっこよさに惚れ惚れしながら見ていました。




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