こんにちは、mikiteaです。

 

スカイステージの新番組 「ミライ演出家#」

密着ドキュメント系番組でとても面白いですね。

 

他局の番組の音楽が流れてきそうな切り口ですが、

普段なかなか見れない劇団内部の映像や、

舞台が完成されるまでの過程がわかりとても興味深い内容です。

 

稲葉先生の印象は、

少年のような弾んだ語り口に、

誠実さと溢れ出る宝塚愛を感じました。

 

番組に登場された、

柚香光さん、他振付の先生方皆さん、

「誠実」「熱い」「宝塚愛にあふれている」

そして、宝塚愛をずっと持ち続けていらっしゃる

と語られています。

 

そして、「段取りがよく出演者も理解しやすく形にしやすい」

 

なるほど・・・✨

 

 

 稲葉先生のアイデアノート

 

ショーの構成を、

手書きでノートにびっしり書きまとめてらっしゃるのを見て、

意外とアナログな作業に驚きましたが、

 

書かれた出演者の名前と立ち位置などに音をはめこみ、

時間内に納まるように構成していく・・・・

書いて見て、わかりやすく作業がしやすい。

 

それと並行し小道具や衣装、音楽など打合せを重ねる・・・

地道な作業だなと感じました。

 

そして、自分のアイデアを

沢山のスタッフが形にしてくれることに

「感謝しかない」と話されています。

 

 

 人と話すのは大事

 

番組中、何度か「感謝」という言葉を言われていました。

 

スタッフや生徒との対話から

より多くのアイデアが生み出されることへの感謝。

 

劇団内での稲葉先生は皆の士気を上げるため、

常にテンション高め!

(・・・改めて私も心がけるようにしたいです)

 

柚香光さんとの開演アナウンスの録音の様子は、

見ていて新鮮でした。

れいちゃんの優しくやらかな口調が可愛い~💛からのイケボ✨

 

確かに開演アナウンスの声のトーンや強弱で、

これから始まる舞台へのワクワク感が違いますもんね。

 

初日映像のれいちゃんの「カモ~ン」 素敵

 

 

 水夏希さんとの出会い

 

番組の初回放送の後に、

水夏希さんのファンである友人が、

みずさんの退団時の「歌劇」に掲載された

稲葉先生の寄稿をメールで送ってくれました。

 

先生が入団した時にみずさんは宙組に在籍し、

その後雪組に組替えになるまで

ほぼ全ての作品の助手をされていたそうです。

 

みずさんの舞台に対する真摯な姿、芸事に対してのストイックさ、

下級生への思いやりなどなどが語られており、

みずさんに対するリスペクトを感じました。

 

番組でも語られていた

大劇場デビュー作「Carnevale 睡夢」の上演が決まった時は、

驚きと喜びと同時に心して掛からねば、

という身が引き締まる思いで取り組まれたそうです。

 

みずさんの魅力を最大限に引出せるような作品、

雪組生の魅力が引出せる作品を手掛けたい

という思いが心の底から感じて

作りあげた作品に対し、

 

みずさん自身も演出家のアイデアをより深め、

ショーアップしてくれたことに、

男役としての経験と宝塚への愛、責任感などを感じ、

感謝の言葉を記されています。

 

稲葉先生のこうした多くの経験から、

宝塚への「感謝」という言葉を

熱く語られているのだなと思いました。

 

 

 今、舞台の端にいる子にも興味を持ち続けたい

 

「芝居は自分よりいい作品を書かれる先生が沢山いらっしゃるから、

ショーの演出を続けたい」

 

「宝塚によって自分は生かされている」


 

そして、

「今舞台の真ん中に立っている子も昔は舞台の端にいたように、

今舞台の端にいる子が将来真ん中に立つかもしれない・・・

そんな子にもずっと興味を持ち続けていきたい」

 

この言葉を強く語られていました。

 

舞台を観る私達ファンも同じで、

ずっと宝塚を愛し応援し続けらるのは、

どんどん若いスターを生み出してくれる作品に出会えるからです。

 

これからも進化する稲葉作品を楽しみにしています!