夏休みを終えると想い出す、長男坊の2学期! | 自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

アドラー心理学を実践して、これからの人生をよりよく生きていくために、「自分おこし」をしています。
「自分おこし」は、やがて周りの人たちをも「おこし」ていきます! 
これが「人おこし」 です!

 

 

 

こんにちは!
人おこしカウンセラー&セミナー講師の
「わだっち」こと、和田 博正です!



今日から9月ですね!
2019年も残り4か月となりました。



小中学生のお子さんもお持ちの方は
今日までが夏休みというご家庭も
多いかと思います。
※もう既に、2学期が始まっているご家庭も
 あるかもしれませんが。





さて、順調に2学期を迎えるご家庭もあれば、
そうではないご家庭もあると思います。



不登校



お子さんが、急に
「学校に行きたくない!」
って、言った時
あなたならどうしますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

この本には、我が家で10年まえに始まった
長男坊の学校への行き渋りから中学校卒業までの
約7年間を、インタビュー形式でお話しした内容を
コラムとして掲載頂きました。



このたび、著者である
熊野英一さんが
このコラムの部分を全文FaceBookへ
掲載されましたので、
私のブログでもご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

子どもが
「学校へ行かない」
ということがどういうことか?



その時の、家族はどんな状態なのか?



行かなくなったら、どうなるのか?



など、お子さんやご自身の
不安や心配を
これを読んで少しでも楽になって頂けたら
幸いです。





========== ここから ==========

信じて見守る7年間 ~息子の不登校と向き合って ~   
和田博正さん

 この春、長男の高校入学が決まりました。
 ギターが大好きで、音楽のカリキュラムに
 力を注いでいる学校を自ら見つけて受験しました。
 自分の夢を追いながら勉学に励む、
 そんな立派に育った息子を見ていると、
 今とても感慨深いものがあります。

 息子は小学校3年生の2学期頃から、
 学校に行くのを渋りはじめました。
 夏休みに息子はマイコプラズマ肺炎になりました。
 熱が出てしばらくの自宅療養ののち
 2学期が始まりましたが、まだ体調がすぐれず
 給食が食べられないことが多々ありました。
 そんな中、先生に食べなさいと強く言われたことが
 学校へ行きたくなくなるキッカケになったようです。
 学校が怖く、緊張して教室に入れないと
 よく言っていたのを憶えています。
 当時の妻と私は「もう病気が治ったのでちゃんと行きなさい」と
 登校を強要していました。
 息子を学校に行かせることが親の義務だと思っていましたし、
 「子どもは親に従うもの」とも考えていました。
 車で送り迎えをしてみたり、廊下で見守ってみたりと
 試行錯誤する日々でしたが、
 今思えば息子の気持ちを考えたことはほとんどなかったと思います。
 そのせいで学校にも家庭にも自分の居場所が
 なくなっていったのだと思います。
 学校の協力もあったものの不登校は続き、
 5年生はほとんど登校できない日々。
 しかし6年生にはほぼ通学できるようになりました。
 これで中学も大丈夫かなと考えていたのですが、
 中学の入学式から数日後、
 部屋にこもっている息子の姿がありました。
 中学校は小学校とは違い、
 授業のたびに先生が変わります。
 それでより一層不安になったようです。

 そんな頃、息子との接し方を模索する中で、
 私はアドラー心理学を学びはじめました。
 すでに小学校で様々な経験をしていたことから、
 「登校させるべき」という考えは捨てて、
 「子どもがどういう気持ちになれれば、
 自分から学校へ足を運ぶようになるか」というように
 考えが変わってきました。
 しかし中学には試験があります。
 高校進学のためには内申点も必要になるので
 どうするのが良いかと考えていたところ、
 本人が自ら試験の日だけは学校に行くようになりました。
 授業にはほとんど出席していないながらも、
 自分で勉強はしていたようです。
 担任の先生も試験範囲などの情報は下さいますし、
 社会や数学は好きなようで
 それなりの点数をとって来ていました。
 そういう面からも自分の意思が感じられましたので、
 ここはもうすべて本人に任せようと思いました。
 3年生になると周囲が受験モード一色になりました。
 息子自身もそれを感じ、学校への意欲が少しずつ出始めたようです。
 夏休みの後半に始まった体育祭の練習に、
 自ら「やってみようかな」と参加しました。
 その後は友達と交流することも増え、受験勉強にも取り組み、
 今春無事に高校入学が決まったといった感じです。

 息子が小学生の時、私たち親は昼間から家にいる息子を
 「学校に行っていないダメな子」という目で見ていました。
 つまり「本来はここにいてはいけない子」
 という意識があったんです。
 しかしアドラーを学んだ中学以降では学校に行く行かないは関係なく、
 「自分の子どもだからそこにいる」というような
 フラットな感覚で接している私たちがいました。
 昼食の時には自然に「何食べる?」と聞いたり、
 「たまにはオマエ作ってみろよ」と作らせてみたりと、
 そんな普通の声がけができるようになっていきました。
 その頃から息子も「ボクはここにいてもいいんだ」という
 共同体感覚を家庭で感じられるようになっていったのだと思います。
 小学生の時はまるで腫れ物に触るかのように息子に接していた気がします。
 「なにかしてあげなきゃ」
 「気持ちを持ち上げるにはどうしたらいいか」
 そんなことばかり考えていましたね。
 息子を“問題のある子”だというふうに扱っていたんです。
 しかしアドラーを学んでからは、
 息子は私たち親がなんとかしてあげなきゃいけないものではない、
 ということがよく分かりました。
 その課題を乗り越えるチカラが彼にはある。
 信頼して見守り、本人が援助を求めてきたとき
 初めて一緒に考えたり手を貸したりしてあげればいいんです。
 気がつくと彼が今どんな状態にあっても絶対大丈夫だと、
 「達観」というかそんな意識が芽生えるようになりました。
 確かに心配がゼロかといわれるとそんなことはありません。
 しかし「課題の分離」を意識できるようになると
 不安がアタマに浮かんでもそれは彼の課題だからと
 すぐ切り替えができるようになりました。
 はじめは自分への意識付けが必要でしたが、
 一旦できるようになると、
 息子の行動が“問題”ではなくなっていきました。
 これまでは本人が求めていないことまで
 「こうしたらいうまくいくだろう」と
 息子をコントロールしようとしていたことにも気づきました。
 「息子のため」と言いながら手や口を出していたのは、
 本当は自分たち親が安心するためだったのです。
 その欺瞞に気づけたのもアドラーのおかげですね。
 子どもと話し合う時は親の思いだけを押しつけないように
 注意しました。
 「親が言っているんだから従え」という気持が出て来るのをおさえ、
 「オマエはどう思うんだい?」と彼の意見をしっかりと聞くようにし、
 意思を尊重するよう努めました。
 すると息子が中学一年生の終わりに
 「ギターをやりたい」と言いはじめたんです。
 最初はギターだけを買い与えたのですが、
 独学で弾いているうちに、
 やっぱり正式に学んでみたくなったようで、
 教室を探して見学に行き、全部本人が決めてきました。
 最終的に進路を選ぶのも、
 軽音楽部が活発に活動しているところや
 音楽のカリキュラムが手厚いところといった規準で
 探し今回の高校に決まりました。
 すべて自分で決めました。
 いつも部屋にこもっていた彼が、
 自分の気持ちを大切にしたことで、
 それが自分の中での勇気づけになったんでしょうね。
 「楽しい」という思いが強いモチベーションになることを
 改めて感じました。

 今になって
 「もっと中学でみんなと触れ合う時間を持っておけばよかった」と
 言っている息子がいます。
 そう彼が思えていることが、
 この中学3年間が良い時間だったと捉えられているのだな、
 よかったなと感じています。
 長きに渡り息子の不登校と向き合うことになりましたが、
 それはそのまま自分と向き合うことと同義でした。
 私自身が育てられた7年間だったと思います。


========== ここまで ==========

家族の教科書
~子どもの人格は、家族がつくる~
アドラー子育て・親育て
著者:熊野英一
出版社:アルテ

 

 

 

 

 

 

この本のタイトルでもある
「家族の教科書」



「家族」になることを
誰かから教わることは無く、
生まれたらら、
親がいてきょうだいがいて、
家があり様々な環境がある。



そのことを、学ぶ訳でもなく
疑問に思うこともなく
ただ、それが当たり前として
過ぎていきます。



でも、「これが本当の家族なのか?」と
疑問を持つこともあるかもしれません。



どの「家族」が正しいわけでもなく
どの「家族」が間違いでもない。



「常識」や「普通」という言葉に
惑わされることなく、
自分自身の人生を歩むために
自分だけの「家族」を作って欲しいと思います。



私のコラムの他にも
多くのインタビューコラムが
掲載されています。



ご興味がある方は
ぜひお手に取って
読んで頂けたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき
ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

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