井沢元彦「逆説の日本史24~明治躍進編~」読了。読んで良かった!船戸の満洲国演義を読み終えて、改めて明治中期頃から読もうと思い、以前買って読んでなかった明治史を読み始めたが、読みづらくてちっとも進まないあせる読める気がせず本屋へ向かいこの「逆説の日本史」を購入した。井沢さんは本当に分かり易く嚙み砕いて書いてくれている。そして「逆説の日本史」とあるように、権威ある歴史学者の方々に対して(それだけでなくマスコミやジャーナリストに対しても)間違った歴史、歪められた歴史を理路整然と「それは間違っている!」と公に訴える姿勢も素晴らしい!そして右左と偏ることなく正しい歴史を伝える姿勢を貫いている。今後も井沢さんから歴史を学んでいこうと思う。

 

この明治躍進編は、帝国憲法と教育勅語の第一章、条約改正と日清戦争の第二章、台湾および朝鮮統治の第三章で構成されている。知識不足の自分だが、幕末から明治維新が起こり、そして明治の歩みが少しづつ点が線で結ばれていくようで、特に<明治はまさに朱子学との戦いであった>くだりは正に目から鱗だった!次巻も楽しみだ!

 

 

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