『痛風二十二年物語』二十七話
“ 家 族 葬 ”
2017年8月24日午後2時、
従姉妹からの電話が漸くつながり、
我が家の地元葬儀店へ、既に伯父を運んだ旨の、
連絡があった。
その晩の家族葬には、身内の他ごく親しい方に
焼香を頂いた。
この後のことは、語るに及ばないだろう。
むしろ、この前日のことが思い起こされた。
昼食時、私の腰に突然電気が走った。
「いたたた・・・!」
3年程前、痛めて以来、適度なストレッチや運動を行い
特に腰には注意をしていたが、またあの時の・・・。
幸いにして、深呼吸しながら状態を保っていると、
痛みが治まるようなので、
湿布し以前使っていた腰バンドを巻き、
その場を凌いだ。
これは、既に嚥下に障害があり喋ることが出来なかった伯父が、私を呼んだのかもしれない・・・と。
― 続きは今度。よかったらまた読んで下さい。―
懐かしの山道