キャロットクラブ、2022年度 募集馬 出資候補
29.ヒカルアモーレの21
一口価格 60,000円
牡馬
父 リアルインパクト産駒
母 ヒカルアモーレ ( ファミリーナンバーは、1 - p )
母父 クロフネ
生産 ノーザンファーム
育成 ノーザンファーム空港
厩舎 戸田博文 厩舎
2021年5月7日生まれ
体高 159.0 cm、胸囲 177.0 cm、管囲 20.5 cm、馬体重 478 kg
現役時は、芝、ダートとも使っていたが、
勝っているのは、ダートの中距離。
それ以外の特筆すべき点は無いが、
デビュー後フィリーズレビューに挑戦し、4着と好走。
その後も格上で忘れな草賞に挑んで、3着なので、
かなり期待されてた可能性がある。
母17歳、5月生まれの10番仔かな?
未出走の馬が、1頭います。
大活躍馬はいないが、
グランデアモーレ、シュペルミエール、
アモーレミオが、3勝以上の勝ち星。
アモーレエテルノはキャロットで募集されたが、
未勝利引退となり、その産駒から、
去年活躍したヴェローナシチーを輩出。
優駿ホースクラブの募集馬だったが、
このクラブで、エピファネイア産駒というのは、
おぉ!ってなった馬で、
「募集時、キャロットゆかりの系統だなぁ~。」
という印象が残ってて、
「この価格ならアリだなぁ~」
という記憶がある。
この馬の活躍は、ホントにビックリ!
ここまで走るとは、想像できなかった。
配合としては、
リアルインパクト × 母父 クロフネ
となるわけですが、現在5頭いて、
2勝馬が2頭。
それ以外は未勝利。
確率は2/5なので、高打率。
その馬たちは、2頭共が、ノーザン生産なので、
それで考えれば、100発100中。
勝ち上がり率を考えたら、全然OK!
まぁ~サンプルが少ないですけどね。
ファミリーナンバー
ファミリーナンバー的には1号族で地力系。
天下の1号族なので、GⅠ馬多数なのですが、
“ 1-p "分岐の牝系でというと、
ゴールドアクター、アヴェンチュラ、
トールポピー、レーヴディソール
と、いますが、最近は活躍馬がいない。
この辺が今の馬場傾向のトレンドとは違う点が、
気になります。
地力系の牡馬なので、
パワー寄りになってしまうかもしれないのが、
気になるところ。
ジリ脚の馬になりやすい。
パワーが膨大にあれば、重戦車のような感じで、
爆発したスピードが、出せるんですけどね。
静止画、動画
静止画は、イイ立ち姿で筋肉量もあるので、
申し分なし。
動画関して言えば、
動き自体に柔らかさがあって、踏み込みもよく、
前に進んで、グイグイ進んでいく感じがある。
そして、まっすく歩けているので、
悪い点は、少ない様に感じる
体形からすると、距離は長めかな。
そして、脚元の状態から、動画で見たところ、
繋ぎの角度が立ち気味で、柔らかさが少ないことから、
ダートの要素が強いかも。
測尺としては、十分なサイズ。
パーツ自体も、すべてが大きくて、高評価。
5月生まれだったら、メチャクチャ小さくても、
成長が見込めるので、目をつぶれるのに、
十分すぎるサイズでビックリ。
逆にデカくなりすぎることを、懸念するぐらいです。
厩舎
戸田博文 厩舎なら、関東では、中堅クラス。
毎年コンスタントに、20勝前後の成績。
近年は、少し下がり気味に感じてて、
今年は、5勝と低迷気味。
GⅠ馬は、フェノーメノ、キストゥヘヴン
最近の重賞馬は、タイムトゥヘヴン、ラストドラフト、
デルマルーヴル、グランシルク、メートルダール
となっている。
コウソクストレート、ビービーバーレル
この3頭のみ。
全体の成績は、芝での勝利が多い。
キャロット - 戸田厩舎は、
メートルダール、アールブリュット
と、昔は結構いたんだけど、
最近は…って感じ。
今年人気のアールブリュットがここじゃないのは、
う~ん・・・。
最近は低迷気味なので、一発、活躍馬を出してもらいたい厩舎でもある。
まとめ
これで募集価格は、2,400万円 1口 60,000円
リアルインパクト産駒という事を考えると、
妥当な価格帯かな。
遅生まれで、母高齢という事を加味すれば、
それほどは人気にならないだろうし、
この価格帯なら、勝ち上がってくれれば、
十分楽しめますしね。
単純に、静止画、動画、測尺と、
コスパを考えたら、十分すぎますし、
重賞とかを考えなければ、全然アリ。
高評価ですね。
「もしかしたら、厩舎的に嫌われているかも?」
普通に候補の1頭です。