今年2本目の観劇です♪
昨年末、30年来の恩師から「久々に舞台に出るよ」と連絡を頂き、先週土曜日に時間を作る事ができました(^-^)v
役柄は、主人公の父親です。
主演は小山明子さん。
20年振りの舞台、との事でしたが、張りのあるお声で主人公の様々な表情を演じていらっしゃいました。
病気の夫に尽くす場面では、実生活が一部報道されていた事もあり、その心情を描いた部分に涙が出ました。
最愛の夫である大島渚監督が亡くなられたのは、初日前日…こんなに素敵な舞台をご覧になれなかったなんて…他人事ながら残念です。
長い闘病を支え、インタビューで「役者は親の死に目に会えない、と言われるが、夫の最期に立ち会えて良かった」とおっしゃって主役を演じ、千秋楽を待って営まれた通夜・告別式では、気丈に喪主を務められました。
女性の芯の強さ、奥深さを感じました。
この舞台には、アーチ(市川博樹)さんも出演されていました。
一昨年の「ぬばたまの淵、昨年の「爾汝の社」でも拝見しましたが、その存在感は、益々輝いていました☆
「観劇が趣味」と言えるほど多くの舞台を見ている訳ではないし、専門的な事など一切解らないけど、これからも現実を離れて感性を磨ける機会として、続けて行きたいな…と思うのです…