伊集院靜著’11年3月講談社刊。  189頁

 同氏が昨年亡くなりました。  そうなると新刊はもう出てこないので読み返そうと思い、手にしました。  

 これは週刊現代に連載されたもので第一作目です。  出版社も本人も思わぬほど売れたそうで借金を返せたとか。

 他の方のエッセイと違い、あれこれ有名・無名の人が出てきたり、時事放談のように言ったり。

 昔からミシュランの評価には辛口で。  私も興味ないけど、まあ元々そういうところには足を運べないし、運ぼうとも思わない。

 花の事も出てきたり、絵も出たり。

 今回は最後に故夏目雅子の事も書かれていました。  もう当時からマスコミはすごかったんですね。  そんなに一般の人が知りたいとは思わないのですが。  マスコミは「知る権利」と言いますが、別に知りたくもないけど、スキャンダルなんて。

それよりも政治のありようを報道して欲しい。