甲子園

今年も早くも、この季節。

全力で悪いことやって、全力で女と遊んで、でもやっぱ結局野球が好きだから全力で練習した3年間の集大成。

駅で見かける、真っ黒に日焼けした、セガバン短く背中につけた、生意気な面した球児たち。
そうそう、そうでいい。思いっきりひねくれろ。おれさまおれさまって面でいい。

甲子園はおまえらを待っている。バカ熱く、バカ明るいおまえらを。

甲子園に行きたいという球児の夢が、一人でも多く叶いますように。

雪どけ

大好きなコザック前田さんの、ガガガＳＰ最高の曲だと思う。

人間だから、強くありたい。
だけど人間だから、心からこぼれる本音には正直でありたいと思う。

『春の日差しが眩しくて僕は驚いた 雪どけを待つよ君と僕との本当の雪どけを』

一本のヒット

おれには一本のヒットがある。

４タコで、悔しくて、当日の朝4時30分からひたすら試合直前までバットを振った。
そして、今でも忘れない。アウトローの真っ直ぐ。体が自然と反応した。バットに玉が当たった感触が残らない、あの感じ。

何の変哲もない一打だけど、今でも辛いとき、この思い出、いやこの勲章にふと立ち帰る。

１％の才能だってのは解ってる。だけどおれには99％ストイックって名の才能がある。

負けねぇ。

かましたる。