今日は時折雨が激しく降ったり止んだりの天気。
買いだめていた食材が尽きたのでどっちにしろ買出しに行かねばならない。
せっかくだから、雨が降って増水した早川を眺めながら行こうと思う。
家で色々していたら何となく出そびれて、思い切って出てみると
丁度大降りの中。近所のコンビニまで行くまでに服やズボンは早くもずぶ濡れになってしまった。
あまり気にしないようにして、川に出てみる。
期待していたように、結構流れが強くていい感じ。
いつもはほとんど水の流れがない、周りから流れ込む用水路から
勢い良く水が注ぎ込んでいて、見ごたえがあった。
さて、この眺めにあわせて持ってきたのが、
本当に久しぶりに聴く、Envyの「From Here To Eternity」。
Envy自体は近年ちょっとピンと来なくなってしまったので
あまり聴かなくなってしまったが、このアルバムは大好きだ。
静と動の緩急が明確で、激しく切ないメロディーに
ちょっと青臭いけど真摯な歌詞の絶叫。
感傷的な気分と、少し荒れ気味の川の流れ、
都会暮らしが長くて、これまた久しぶりに歩いた
水の流れる川沿いの砂利道なんかにぴったりとはまった。
先日、ずっと入院していた大叔母がとうとう亡くなった。
いや、記録だから正確に書いておこう。
2010年7月3日13時25分。苦しまずに静かに息を引き取ったそうだ。
丁度面倒を見ていた叔母の一人がぎりぎりで間に合わず、
公式には母の三姉妹がそろった13時45分となったらしい。
その前日、たまたまと言えばたまたまなのだが、
会いに行くことが出来た。
意識はすでに無く、体はボロボロで、でもまだしっかり呼吸をしてがんばっていた。
前回お見舞いした時に、この時はまだ意識があったので、
また来ますと約束してきた。その約束が果たせてよかったと思う。
良く待っていてくれたと思う。
色々と事情があって、今回の葬儀その他に親族が集まることは無かった。
だから自分も参加していない。お骨も拾ってない。
母からメールで祭壇の写真をもらったが、ピンク色でとても華やか。
とても大叔母らしくて、良かったと思う。
ただ、実感がわかない。それが少しさみしい気もする。
それでも、別に執着があるわけではない。
長い間がんばって、待っててくれて、何度も会ってくれて
本当に感謝している。
後悔していることはあるにはあるが、
それは仕方の無いこと。
最後に何度も会えたことに感謝して、冥福を祈ろうと思う。
うーん、冥福でいいのかなぁ。
大叔母の家のお墓は富士霊園でお寺ではなく、
今回も葬儀は宗教色一切なしのものだったはず。
まあ、そんな言葉に関係なく、結構奔放に生きた大叔母だから、
きっと自由になって空でも飛んでいるんじゃないかと思う。