理科の点数が安定しない…というお悩みを持つ保護者の方に、我が家の具体的な分析と、それに基づいた対策をご紹介します。効率的な学習で、理科を得点源にしていきましょう!💪✨
1. 息子(受験生)の理科 得意・不得意分野の徹底分析
まず、直近の模試や単元テストの結果、そして息子へのヒアリングを元に、理科の全分野を3つに分類しました。
【得意分野】
水溶液、ものの溶け方、テコ・滑車、燃焼、地層、熱といった分野は、安定して得点できています。これらの分野は、演習を続け、引き続き安定した得点源としてキープすることを目標とします。計算問題も得意なので、物理・化学の土台はしっかりしているようです。
【中間分野】
磁力、太陽、人体、植物、気候、地震、音といった分野は、定着度がやや不安定です。これらは定期的に復習し、得意分野へ確実に引き上げていく必要があります。
【苦手分野】
昆虫、星座の二つが、現時点での明確な苦手分野です。これらは最優先で対策し、本番での失点を防ぐことが最大の課題です。特に、生物と地学の一部の知識分野に課題が集中していることが分かりました。
2. 苦手分野(昆虫・星座)を潰す具体的な作戦
特に点が伸び悩む「昆虫」と「星座」について、原因と具体的な対策を立てました。
① 昆虫分野の対策:「嫌い」を「知識」で克服!
息子の苦手意識は、「虫が嫌いだから」という感情的な理由が大きいです。これではテキストを眺めても頭に入りません。そこで、実物ではなく鮮明な写真図鑑や動画で知識をインプットすることにしました。特に、昆虫の進化や体のつくり(頭・胸・腹、脚の数など)といった構造的な知識に焦点を当て、気持ち悪いという感情を知識で上書きするイメージで対策を進めます。しかし、図鑑でも嫌がるので漫画でないと難しいかもしれません。特に頭の拡大は大の苦手のようです。
② 星座分野の対策:暗記を最小限に、仕組みを理解!
星座分野は暗記が多いですが、「なぜその星座がその季節に見えるのか」という地球と太陽の関係、そして「どの星座がどの季節の目印になるのか」という仕組みを理解することが大切です。そこで、動画などで、星の動きを視覚的に理解させます。また、星座の形を紐づけて記憶することで、興味を持って取り組めるようにします。🌟
3. 中間分野を「得意」へ引き上げるルーティン
人体、植物、気候などの中間分野は、知識が抜けやすい分野です。これらは「定期的な復習」で得意分野へ引き上げます。
しばらくの間毎日、どの分野でも良いので、過去に学んだ中間分野の問題を5問〜10問解くルーティンを組み込みます。また、植物の分類や人体の仕組みなど、複雑な図表は、自分で色分けして書き写す作業を取り入れ、視覚的な整理を促します。
まとめ
理科は、特定の分野の穴を塞ぐだけで、グンと点数が伸びやすい科目です。感情的な苦手意識(虫が嫌いなど)には、知識や仕組みの理解で対抗し、淡々と対策を進めていきましょう。まずは苦手な「昆虫・星座」の基本知識を固めることからスタートです!親子で一緒に頑張りましょうね。ファイト!✊🌸
