2月の勝者、完結!
以前、このブログでもご紹介しましたが
「二月の勝者」21巻が発売されました
桜花ゼミナールの子どもたちはどんな進路を選んだのか??
が明らかになります
こちらの連載が始まったころ、わが家にも中学受験生がひとり居りました
感情移入しすぎて、涙ぐみながら読んだこともある「二月の勝者」…
私にとっては思い入れの強い作品です。
ネタバレになるといけないので、詳細には書けないのですが
最後にチラリと桜花に通っていた子どもたちの進路(大学・専門学校など)が
出てきます。
これがとても、リアル!
本当にね…志望校・希望校に入れたとしても、そこから先はずっとバラ色!
なんてことはありません
中学受験により集まった子どもたちは当然同じくらいの学力なわけですよ
そのことによって授業の進度・深度や課題の難易度などが
「いい塩梅」なのはとても過ごしやすいのです。
しかし、その中で頭一つ抜きんでるというのは努力が必要です。
入学後、多くの子どもが「楽しいスクールライフ」をエンジョイする中でも
コツコツとやり続けられる子がじわじわと成績を上げてきます。
中には自信喪失する子、遠距離通学で体力を消耗する子などなど
学校に来ることがつらくなる子も出てくるのです。
そのあたりがとてもリアルに感じられる最終巻でした
個人的には島津君の選択が「!」となりました
さらに島津父の同僚の反応もアルアルでしたね…
気にしなければよいとはわかっているのですが、こういう反応は
ずっと、それこそ子どもの大学受験や就職活動でもつきまとうのです
よかったらぜひ読んでみてください!
全巻セットで一気読みも楽しいですよ