午前中に病院へ行き、
今日から娘が入院で私は付き添いの扱いになった。
部屋は昨日と同じ、ベッドの位置も同じ、
部屋の他の人は今日退院する予定なので、これで新たなお産のママさんが来ない場合は午後から我々2人だけになる。
のんびりできていいのかもしれないけど
私は健常な赤ちゃんをみていないし、実際見ることはできないけど、新生児室ですれ違ったりするときのほんの一瞬でいいからみてみたいというささやかな希望があった。
着替えや手続きが終わり、娘がコットとともにやってきた。
何回見てもダウン症の赤ちゃんだった。
首のむくみも小指の短さもますかけ線も低緊張も変わりなかった。
かわいいはずなのに、抱っこすると涙が溢れた。
名前は決めたけど、声に出して呼ぶこともできなかった。
健康な体で産んであげられなくてごめんねという気持ちが強かった。
まだこれから合併症がでてくるかもしれない。
遠いところまで手術のために出かけることがあるかもしれない。
可哀想な思いをたくさんするのかもしれない。
娘の将来を受け止める自信がなくなってきた。