やっとのことでミラークの聖堂に到着した。そこではレイヴン・ロックと同じく心を操られた状態で正道建築に従事させられている人々が大勢いた。早く何とかしなければならない。その中でふと女性がそれらを止めようと声掛けしているのを見かけた。話を聞いてみるべきだろう。
ミラークの聖堂で情報収集せよ!
彼女はソルスセイム島で暮らすスコールの民でフリアと言う名前の女性に出会った。
なぜ操られないのかは彼女の父ストルンという名前の呪術師の手製のアミュレットの効果らしい。しかし手製故に数は彼女の物だけしかないとのこと。
スコールとは全創造主の僕として自然と調和して生きることを選んだ種族なのだと言う。大地の岩に関しては全創造主の一部にして、自然のある側面を象徴しているらしい。
そして肝心のミラークに関しては、ドラゴンが栄華を極めていた時代のドラゴンに仕える教団の司祭だったらしい。だがの後に反逆して自分の道を切り開くためにソルスセイム島を手中に収めんとしたが代償としてドラゴンに滅ぼされたとのことだ。野心なのか逃れるためなのかは分からないがうまくいかなかったようだ。しかし、死後も存在し続けるのは並大抵ではないことは理解しておくべきだろう。
聖堂の中はやはりというかかなり危険だった。ミラークの信者達はわんさかいたし、ドラウグルも大勢いた。おまけにトラップもあったりで中々しんどい。仲間を大勢連れてきて正解だった。少人数で攻略するには時間が掛かるからね。
そしてドラウグルのボスから聖堂の鍵を取って奥に進んだ。
奥に進むうちにシャウトの刻まれた壁を見つけた。僕の中に入り込んでくるうちに「ドラゴンアスペクト」という名前のシャウトだと僕の魂に刻み込まれたが能力は分からない。折を見て試すとしよう。
聖堂から最深部に進む中でドラゴンの骨のお世辞にも良い趣味とは言えないアートを見たセラーナさんの「はわぁ」を久しぶりに聞いてからぞろぞろ出てきたスケルトンやドラウグルを返り討ちにした。何というかそれなりに付き合いは長いけどセラーナさんの芸術のセンスはよく分からない。まぁそれを言っちゃうと首絞められそうだから言わないけどね!
倒し終わった後に気づいたけど不気味な像を見つけた。目が沢山あってカニやら海洋類やら分からない造形だ。何となく見たことがあるような?気のせいかな?
初代ドラゴンボーン ミラークとの邂逅!
最深部にて一冊の本を発見した。黒い本だったがフリアさん曰くとてつもない力を感じるから読んで確認して欲しいと言われた。あの、床が燃え盛っているんですがね?僕実は吸血鬼の王なんですよ?と言いたい所を我慢して本を読むことにした。その前にふと周りを見るとフリアさんやセラーナさん、セロさんやシセロは安全圏に退避していた。ちゃっかりしてるよまったくもう!
意を決して本を読むと僕の意識は飛んでしまった。気が付くとよく分からないが見たことがないモンスターやドラゴンがおり、中央に仮面をつけた男がいた。声は壮年というか年を取った声色だった。この男がミラークか?そう思ったら電撃の破壊魔法で不意打ちを喰らい打ちのめされた。
そしてミラークは僕が知らないシャウト?らしきもので身の回りを覆った。竜教団の司祭だった経歴は伊達ではないという事か。この領域では僕は無力だと豪語してもいた。舐めてくれちゃってまぁ!今に見ておれでございますよ!
聖堂が完成した暁には期間を果たすと僕に宣言して来た。その後、タムリエルの民と共に自分の帰還を待っていてもらうと言って僕は傍らにいるモンスターによって強制送還された。
気が付くとアの本を読んだ場所で気が付いた。足が熱くて敵わない!フリアさんに足の熱さに耐えながら状況を報告した。彼女は父親のストルンの下に帰って協力を仰ぐことにするようだ。僕達もそうすべきだろう。
外に脱出すると、フリアさんが緑の光が見える所を指差した。聖なる岩はミラークの手によって人々を操る受信機になっている。何とかするために僕たちはスコールの村に向かった。ここで打開策を見つけれると良いけど。

























