「魔法の鏡よ、世界で一番美しいのは誰?」
  白雪姫に対して嫉妬に狂っている継母は、
魔法の鏡に問いかけます。
「世界でいちばん美しいのはあなた様です」   魔法の鏡は白雪姫の継母に答えます。

   グリム童話の『白雪姫』の一節です。

 チビ彼(小学生の息子)は、いつも☺️ニコニコ、
善意的、清らかな子です。
   人を疑うことを知りません。

 「悪」と正反対のポジションにいるのが、
チビ彼です。
  少なくとも今までずっと私はそう思ってました。

   「世界で一番かわいいのは誰?」
  時折、私は朝からチビ彼に訊いたりします。

  「ママ☺️。世界でいちばんかわいいのは
  ママ」
     チビ彼は、嬉しそうにいつも同じ返事を
  します。

   ある日、私はふと思いました。
   どこかで聞いた事のある話だな、と。

   先に出てくる『白雪姫』の継母と鏡の
   やりとりにそっくりだと気がついたの
   です。

   チビ彼と魔法の鏡は同じ内容の答を
  言い放っているではないか?

   魔法の鏡が「悪」なら、
   チビ彼も「悪」ってこと?

   いやいや。☺️
   チビ彼は普段から清らかな性格なんだから。

 『白雪姫』の中の継母の魔法の鏡は悪か? 
    答はあなたに委ねていいですか?😁