鶴大輝、涙の白星 師匠・井筒親方にささげるもろ差し「今日ぐらいは褒めてくれるかも」 9/17 火 | ブログ

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鶴大輝、涙の白星 師匠・井筒親方にささげるもろ差し「今日ぐらいは褒めてくれるかも」 / スポニチアネックス 2019/9/17(火)

 
取組後に師匠の井筒親方との思い出を語った鶴大輝
 
 
 
 ◇大相撲秋場所10日目(2019年9月17日 両国国技館)

 井筒部屋所属の西序二段8枚目の鶴大輝(かくたいき、28)が、16日に亡くなった師匠の井筒親方(元関脇・逆鉾)にささげる白星を挙げた。1勝3敗で迎えた5番相撲で、西序二段14枚目の森(27=玉ノ井部屋)を師匠の現役時代をほうふつさせるもろ差しからの一気の攻めで寄り切った。

 勝ち名乗りを受けて引き揚げてくると「やっぱり師匠が…」と話した後に絶句。思わず涙がこぼれた。そして「師匠のために最後はとりあえず、バシッと決めて。天国で見ていてくれるはずだから、情けない相撲は取りたくなかった。教え通り、一発のもろ差しでいこうと思っていた」と言葉を絞り出した。亡き師匠は相撲内容に注文を付けることが多かったが、鶴大輝は「今日ぐらいは褒めてくれるかもしれない」とうなずいた。

 中学卒業後に井筒部屋に入門し、2006年春場所で初土俵を踏んだ。ここまでの約14年間、師匠と生活を共にして「相撲の父ちゃん」と実の父のように接していた。師匠が亡くなった際は入院先の都内の病院にいたという。「僕らを尊重して、やりたいことをやらせてくれた。本当の息子みたいにかわいがってもらった。昨日も夢に出てきて、ニコニコして手を振っていた。場所中に私情を挟むのはよくないけど。自分の中の師匠はあの人だけ」。今場所はあと2番残っている。「勝っても負けても悔いのない相撲を取りたい」と誓った。