2014年4月8日
救急車で病院に運ばれ

4月9日
心臓バイパス手術

あれよあれよとゆー間に
脳に腫瘍が見つかり


脳に70個以上の腫瘍

肺にも腫瘍が……

脳の腫瘍は
肺からの転移でしょう

脳外科の先生に説明を受け

4月10日に転院しました


そして
転院先で検査受けました



検査結果が出る迄の父は

「悪いものじゃないといいなぁ」

「死にとーない」

と……


弟も私も
もう肺癌からの脳転移やとゆー事は知ってたから
そーゆー父に何て声掛けたらいいのなわからず……
ただただ
話を聞く事しか出来なかった



そして
父の症状は



4月12日にやっと
コンビニで買ってきた
ジャムパンを美味しく食べられました

何かを口に出来たのは
約1週間ぶり


ジャムパンを食べてからは
ご飯も食べれるようになり

ベッドを起こして
もたれながらですが座れるようになり
新聞や雑誌を読めるように

ただ歩くのは怖いらしく
ずっとベッドの上での生活でした




そして
4月14日
検査結果を父に伝える日


夕飯を食べてた時に
先生が病室にきて

「あっ!ご飯中やった?じゃーご飯終わってから話そうかな」

と出ていかれたけど
父が

「先生もお忙しいやろうから今聞くって言ってきて」

と言うから
先生に言って
父 弟 私の3人で説明を受けました



肺と脳に腫瘍がある事

小細胞肺癌

抗がん剤がよく効くから
抗がん剤治療をしていく

脳には放射線をあてること

の説明を受け

先生が父に

「抗がん剤治療をしますか?それともしんどいのは嫌と思ってしませんか?」


それを聞いた父は

「家族で話がしたいんですけど」



家族3人になり
その時弟が泣きながら

「お父さん……辛い事を聞かせてごめん……けど頑張って治療してほしいさかい先生にお願いして言うてもろた 頑張ろう!」

そー話すと父は

「もう……それ以上何にも言うな……」

そーゆって目を伏せました


そして先生に

「お願いします」

と……





実は何日か前に
父が検査に行ってる時

弟と私
そして 父の弟
と3人で先生から説明を受けてたんです


その時の話は

小細胞肺癌
珍しい癌で
進行が早い
手術は出来ない
でも抗がん剤がよく効く

鼻腔
胆管
両副腎に1個づつ
リンパも怪しい
両肺に1個づつと真ん中に1個
脳の腫瘍は70個以上

「脳の腫瘍に関してよく数えたなと思います……70個迄数えて数えるのをやめたみたいですけど……」

と呼吸器内科の先生に言われました


そして

「ここ迄くると本人さんには隠してはおけないと思います……」


とも……



ウチの父は
何でも物凄く気にするし……
自分が癌なんて知ったら……

って思うと告知する事がいいのか?
悩みました……


でも隠し通せるわけもないし……


告知する事を決めたんです



告知された後の父は
ご飯もモリモリ食べてくれて

何とか頑張ろうとしたんだろーと思います

生きたいと思ったんやと思います


でも……
ふとした時に
天井を見つめて黙ってる父を見るのが辛かった




これからどーなるのか?
不安でした



やけど
この時の無知でアホな私は

治療したら家に帰れると思ってました