タイトルの通りです。
今ちょうど客演で行っている劇団の飲み会に参加してきました。
正規の劇団員さんよりも私みたいな客演の人のほうが圧倒的に多いのですが。
やっぱりあれですね。同じ目標に向かって頑張っている者同士の集まりというのは本当に楽しいなぁと。
人間同士なので、そりゃあ勿論合う合わないもあると思います。
でも、基本的には演劇が好きで集まっている人たちなので、やっぱり楽しい。
演劇仲間って不思議なもので、家族のような血縁関係があるわけではないし、かといって仕事仲間ともなんだか違うような気がします。
でも、公演に向けて一緒に稽古して、一緒に過ごすことが多いので、下手すりゃ家族以上に濃厚な時間を過ごしていることもあります。
んで、公演が終わってしまえば、今のメンバー全員と再び集まれることもないだろうし。みんな仕事だったり家庭のことだったりいろんな事情がありますから。
大人になってしみじみと思うのですが、同じ目標というか、同じ志の人間と、しかもこんな大人数で集まれることって、すごく貴重なんだなあと感じます。
前述したように、みんないろんな事情があって、なかなか集まりたくても集まれないじゃないですか。
こないだ新聞読んでたら購読者の投稿文掲載コーナーの欄で、同窓会に参加しましたっていう60代か70代の人の投稿文を読んだのですが、当時四、五百人ぐらいいた同窓生のうち、集まったのがたったの40人かそこらだそうで。
そりゃあ60年70年も生きてたらきっといろいろあるんだろうなーと。いや、まだそこまでの年齢ちゃうから知らんけど。でも、お呼び出しの早い人だともうこの世にいてはれへんでしょうし、年取ったからこそ会いたくないっていう人もいてるやろうし。いろいろと想像してしまいます。
だからこそ、一期一会だなあと。
普段は稽古ばかりでこんなに稽古以外のなんでもないような話なんかをする時間はあまりなかったので、貴重な時間でした。ばり楽しかった。(大阪弁で『ばり』=めっちゃ、すごく、という意味。)