最近、店頭でマスクを探すのは野原で四つ葉のクローバーを見つけるのと同じぐらい無理ゲー。

　LINEが普及するようになってから、よく「LINEでメッセージを送ったら既読は付いているのに返信が無い」なんて言葉をよく耳にするようになったけれど、私からしたら、既読が付いている＝相手は読んでいるのだから、それで目的はもう十分達成しているのになんでわざわざ返信を求めているのかが真剣に分からない。

最近はコロナウイルスの影響で、近所のスーパーへ食料調達の為に出向くと、レジ待ちの時に前後の人と一定の距離を保てるように床に足跡マークやカラーテープが付いている場合が多い。

私はこの足跡マークの上でレジ待ちをしながら『コロナが流行っていなかった普段から、人間関係でもこれぐらいの距離感が必要だよなあ』と考えてしまう。

今はSNSなどで人と人が繋がるのが簡単な時代だからこそ、多くの人と繋がりすぎてしまうことがかえってしんどくなってしまっているような気がする。

メールやLINEにしても、「早く返信しないと相手に悪い気がする」最悪の場合、人間関係がこじれる原因になる。そう思って急いで返信する人が多いのだろうけど、私からしたら、早く返信しないとこじれる程度の薄っぺらい人間関係だったら、こっちから願い下げである。

何話だったか、さくらももこの『コジコジ』で、コジコジが「相手にしてくれなきゃ、こっちも相手にしなきゃいいのに～」というセリフがあるけど、本当にそうだと思う。

いつの頃からか、私は一人でいろいろと考えて、自分と向き合える時間が大切だなあと感じられるようになった。

学校ではやたらめったら友だちを作ることとか、仲間意識については教えるけれど、一人でいる時間の有意義さについて教えられる先生って少ない気がする。

そんなふうに考えていたら、林修先生がすごく分かりやすく説明されていました。

コロナウイルスで世の中が暗くなっているとはよく聞くけれど、今日という日を無事に過ごせたのであれば、何も気分まで暗くする必要もないように思える。

…というか、精神的にやられてしまうのがある意味身体がやられるよりも怖いことだと、精神的に追い詰められた人間からすると、そう感じてしまいます。

いつだったか、買い物の道中、八重桜が綺麗に咲いていました。

なんか無性にお花の絨毯がやってみたかったので撮りました。