災害がれきを語る前に被災地の方々の感情を慮ると
「がれき・廃棄物」という言葉が果たして本当に適切かどうか
単語の是非は後回しにして私の見解を述べたいと思います。
私は奈良で生活をしておりますので
幸いにも放射性物質の脅威をそれほど感じずに暮らしています。
しかしながら実際にこの日本で起きている現実は
対岸の火事であるとは思えない身近でリアルな問題です。
さて、放射性物質から出る放射線量の健康被害については
残念ながら数値で推し量るしか方法がありません。
そして専門家が出した「ここまでが人体に安全」という基準値は
「僅かにガンのリスクが高まる可能性がある数値」として
一年間の累積被爆線量100ミリシーベルトとされています。
(平成23年10月24日 原子力安全委員会事務局 発表資料による)
災害がれき(廃棄物)を焼却したときには排煙と焼却灰の両方に
放射性物質が混じる可能性がある中、そこから発生する放射線量には
最大の注意が払われなければなりませんが、放射性物質は燃えて無くならない
というところが最大の問題であります。
とにかく遠隔地での処理であろうと被災地での処理であろうと
そこから出る放射線量に変わりはないと言うことを知っておく必要があります。
私たち青年会議所は全国で一丸となって災害がれきの広域処理について
運動と研究を行っております。
次回は広域処理の安全性について考えてみたいと思います。