今頃は・・
すっぽん大学が出演中の神栖
昨日は昼夜とも大入りだったが、今日はどうだったかなぁ~~
演劇グラフの取材、どんなふうにやるのか観たかったよ!
26日、母と一緒に
車で2~2時間半の道のり
神栖へ
座KANSAI/逢春座 の二座合同公演
昼 石松の仇討ち
幕が開くと、閻魔堂の前に石松が。。
えっ? 正二郎責任者が石松?
これは意外! でも、面白い!
都田一家の子分に囲まれての乱闘シーン
責任者、せっかく出てきたのに・・
すぐに死んじゃった。。
石松死亡の連絡を次郎長(春道座長)に伝えたのが
七五郎(まさと)とお園(陽子)
石松の仇討ちに出向く清水一家だが・・
街道にはすでに都田一家が手を回しているため
大前田栄五郎になりすます大政(つよし座長)
ところが本物の大前田栄五郎が現れ、ピンチの大政!
誰が大前田をやるんだろう??
残るはじゅん座長しかいない。。
そう、じゅん座長が渋く登場
誰がどの役をやるのか、出てくるたびにワクワクしたのは初めての経験
そうか、そうきましたか!と。。
これが気持ちいい~~
あくまでも「俺が本物」と言い張る大政
「本物なら通行手形を持っているはず」という栄五郎
栄五郎は通行手形を出すが、大政は・・
奥から子分が持ってきたものを栄五郎に渡す
「これが通行手形だ!!」
それは・・
次郎長一家の半纏だった。。
すべてを悟った栄五郎
「私が悪かった、偽者は私です」と頭を下げて謝る栄五郎
大政と栄五郎 見守る双方の子分たち
つよし&じゅん座長の腹芸に緊張感を持ちながら見守った私
両座長、慣れてるとはいえ、すご~~く良かった
「この通行手形は不用になったので捨てていきます」と。。
**
ここまでは良かった~~~ 見応えあった、、
が、この後、次郎長と子分たちが都田吉兵衛を討ち取る場面に変わったが。。
激しい殺陣があるか、と期待してたのに。。
次郎長が、一振り、二振り! 都田吉兵衛 簡単に殺されて
芝居、おわり。。
えっ? 春道、これで終わりなの?
時計を見たら45分 まだ15分残ってるじゃん。。
うそぉ~~ これで終わりなんて??
母でさえ、「尻切れトンボみたい、殺風景だね」と。。(笑)
春さんびいきの私だから笑ってしまったが・・
う~~~~~~~ん ちょっと不満よね。。
★ 正二郎責任者、前日に九州から車で1100キロ → 神栖へ
皆さん、お疲れだったのでしょう。。
夜は 留八しぐれ
これは春道(留八)・じゅん(代貸し)の親友同士がたっぷり魅せてくれて満足!
親分(正二郎)に、留八の心を代弁する有名なシーン
じゅん座長、心がこもったいい演技だった。。
横では俯きながら涙顔の春道
昭和63年早生まれの二人
じゅん座長は14才の頃、3か月間だったが正研座で春道と同じ舞台にたったとか、
正二郎責任者(当時座長)から・・
「俺は厳しいよ、俺のこと嫌いになってもいいぞ」と言われていた。。
そんなエピソードを思い出しながら
春道&じゅんの舞台を観たので、なおさら良かった!!