「「 私はここにいる。 」」
...
..
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「さようなら。」
「さようなら~!」
やっと終わった。
これで後、やっていない仕事と明日の用意をすれば帰れる。
早くても5時半で帰れるか。
私、長瀬 葵 (25)
大西川中学の1-Bの教師をしている。
「先生~今日って部活あるっけ~?」
と一人の生徒が私に向かって話しかけてきた。
「今日は部活ある日だったら部活に行ってくださいね。」
「はーい。」
なんなんだよ。
お前の部活の顧問なんかじゃねぇし。
私がなんでも知ってると思うなよ。クソたれが。
「先生~~!山田くん鼻血が~!」
「あらあら!保健室に行かないとね!」
だからなんだよ。
鼻血ぐらいで大騒ぎするって小学生か。
いちいち大きなことで騒ぎすぎなんだよ。クソタレが。
クソタレがああああ!!!
私は自分でも言うけど、二重人格を持っている。
やっぱり教師としても、社会に出るとしても、
笑顔とか、いいイメージは大事だと思う。
ということで、私は一応いいイメージを保っている。
ガラガラッ
職員室のドアを開けると、
すでに他の先生が仕事を片付けていた。
「長瀬先生。ちょっと来てくれる?」
呼んだのは、校長の大永先生だった。
校長室に入ると、そこには眼帯をつけて、
ビクビクしている少女がいた。
「明日からこの学校に通う。山川えれなさんです。」
ああ、明日から転校生来るとか言ってたな。
「よろしくお願いします!!山川さん!!」
私はとびっきりの笑顔で言った。
「は…はい。」
「では山川さん、明日からちゃんと学校に来てくださいね。」
「……はい。」
なんか調子狂うなぁ。
しかもあのテンション。
きっとなんかクラスの皆に言われるぞ。
次の日
私は職員室に入ると、そこには昨日の転校生山川がいた。
い…今7時半だぞ!?
登校は8時だろうが!!!!!!!!!!!!!!
なんなんだよ!!!!!!!!!!!!!ガチで不思議だな!!!!!!!!!!
「あの…先生。すみません。こんな………時間に。」
「いいわよ。間違いは誰にでもあるじゃない!!」
こんな間違いすごいけどな。
「先生…………。やっぱりいいです!!!!!!!」
そう言うと、転校生山川は職員室を出た。
なんなんだよ。
なんか言うと、間がすごいし。
キーンコーンカーンコーン
「えー今日からこの学校で皆と勉強する。山川えれなさんです!!」
「へぇー眼帯してる…。」
「うわー…なんか怖い。」
やっぱりな。
まぁ最初この暗い感じを見て、しかも眼帯してるって
怖いすぎるよな。
でもここは私のイメージとしては、
「皆!!山川さんは少し恥ずかしいだけですから、皆さん仲良くしてくださいねー!!!」
「はーい。」
フォローしてやったぞ。
転校生山川。
「「 恥ずかしいんじゃない。」」
続く。