え…………?
やっぱり…?
どういうこと…………………?
「矢沢くんのこと好きだったなんて最初から知ってたよ!
もうずーとモジモジしてるから皆で嘘の噂を作ったんだ!」
嘘の噂…?
それってもしかして…?
「矢沢くんに彼女なんていないよ!!
矢沢くんが好きなのは…」
「ハァ…ハァ…」
矢沢くんの家に行くと、誰もいなかった。
住所の書いてある紙を見てみた。
この街…ずいぶん前に言ったことある…。
私はバス停まで走った。
すると、見覚えのある後ろ姿があった。
「矢沢くん!!!!!!!」
大声で叫ぶと、矢沢くんは振り向いた。
矢沢くんは驚いた顔をしていた。
当たり前だ。
卒業式を抜けてきたんだもん。
「…そうだったの?」
「素直な気持ち。伝えに行ってきなよ。」
…素直な…気持ち…。
「矢沢くん…私のこと好きだったの?」
「…あ…うん。」
「いきなりでごめんね。
私も…好きだったんだ。」
終わり。