俺に好きな人ができた。
女子がよく言う一目惚れっていう奴で好きな人ができた。
......
ガラガラッとよく聞くドアの音で皆はすぐに席についた。
そう。先生が来たのだ。
「お前ら後2ヶ月半ぐらいで卒業だぞ。
もっとしっかりやらないとダメだろう?」
後2ヶ月半でとか卒業とか何回も言われても
俺達は別に大変ということではなかった。
よくわからないのだ。
後2ヶ月半とか卒業って…。
別に皆は同じ中学校に行くに決まっている。
だから大泣きしてまで卒業式に出ても
中学で会うんだから意味ないだろ…。
先生はなにを考えているんだ。
俺にはエイリアンにしか見えない…。
宿題多いし…。
「まだ自覚がないのはわかっているが…。
それよりもだ。今日は転入生が来る。
入ってもいいぞ。金本。」
「はい…!」
転入生?
こんな時期に?
ガラガラッとドアを開けると、女が入ってきた。
「なんだ女か…。」
男子は口々にそう言いだした。
女子は逆に嬉しそうだが…って
女子はイケメン男子でも女子でもどっちでも嬉しいのか…。
「金本 ゆりかです。よろしくお願いします。」
パチパチパチと拍手を送ると、
先生は席を紹介して、金本は座った。
結構可愛い…。
って…俺なに考えてんだよ!
「教科書まだないのか?ならおr「金本!教科書ねぇんだろ?俺の貸してやるよ。」
「あのさ、隣席の方がいいと思うんだけど…。ごめん。」
「あ…」
皆は笑っていた。
俺を見て笑っていた。
「なんだよ。せっかく貸してやったのに!!このゴリラ顔!!」
え…?
続く。