皆様こんにちは。吉沢工業の吉澤浩司です。
今や電車を普段使う人には当たり前のカード。
切符を買う必要もなく、また買い物の支払も
出来ます。
こうしたカードはICチップが入っていて
無線でデータのやり取りをしているそうです。
どこだったか忘れましたが、スキー場のリフト券なども
このICチップを利用しているところもあります。
沢山の情報(データ)の入るICチップは様々な分野で
使われています。
その中で少し残念??な使われ方がされている
ことをお聞きしました。
梱包に使う緩衝材はかさばるので、近年は
コンパクトな緩衝材製造機が開発販売され
使用する現場で必要量だけをポリエチレンチューブや
片開きフィルムから緩衝材を作ります。
大変便利な機械なのですが、とあるメーカーの
機械はそのメーカーのフィルムをセットしないと
機械が動かない仕組みになっているのです。
巻き芯にICチップがセットされており、機械が
認識して動く仕組みだ。
例えば我が社がその緩衝材製造機に対応出来る
フィルムを作ったとしても、機械が認識してくれ
ないので、機械が動かないのです。
これってユーザーからしてもフィルムを購入する
ソースが1社に限られるということで、デメリット
となるのではないでしょうか?
価格面、供給面を考えると複数のソースがある
べきだと思います。
消耗品でしっかり稼ごうという、その機械メーカーの
戦略なのでしょう。
ICチップの功罪といったところでしょうか。
