皆様こんにちは。吉沢工業の吉澤浩司です。
本日は我が社の株主総会が開催されます。
昨年1年間の結果報告と本年1年間の見通しについてを
株主の皆さんに説明し、承認をいただきます。
親族企業においては場合によっては株主総会を
開催していない場合(書類上は開催)もあるかと思います。
我が社も以前はそれに近い状況でした。
しかしそれでは良くないだろうということで、数年前からは
株主へ案内を出して、株主総会を開催しております。
ここで私見というか、私が思う親族企業においての株主
総会の意味を述べたいと思います。
やはり1番は経営状況の開示です。
利益が出ていれば出ていたで、欲が出て間違った方向へ
お金を使ってしまうことがある。
また、利益が出ず厳しい状況になれば、やはり株主の方々にも
様々な面で協力を仰がなければならない。
上場企業の場合では厳しい状況だからと言っても株主に協力を
仰ぐことは現実的には難しいことだろう。
2番目の意味はというと親族との繋がりの確認。
私が子供のころは正月や、お盆、お祭りの際には必ず
親戚が集まったものだ。
しかし今はそうしたこともほとんどありません。
だからこそ株主でもある親戚の皆さんと共に集まることができるのが
我が社の株主総会なのです。
私自身以前は同族親族経営には否定的でした。
今でもそう思う時もあります。
ただ、会社の形はいろいろあってもいいのかなぁと思うようになった。
この部分を説明するととても長い話になってしまうのでやめておきます。
一番明確なことは同じベクトルに向きやすいということ。
何とか昨年までは黒字経営を継続しています。
今年は大地震も発生し、先行きが不透明ではありますが、コツコツと
積み上げて、今年も黒字経営が続けられるように努力しよう。