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電波整体士

とある医業類似行為者の混沌とした生命論。


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「ツマヌダ格闘街(ファイトタウン)」(上山道郎/少年画報社)の単行本12巻目を購入。

”月刊ヤングキング”で連載中らしいですが単行本ばっかり買ってます。

で、「ツマヌダ格闘街」は町興しの為に格闘技が振興されていて、登録すればストリートファイトが合法とされている街が舞台。

主人公のひ弱なメガネヲタク青年”八重樫ミツル”が美しいメイドにして武術の達人”ドラエ・タチバナ・ドリャーエフ”の指導を通じて強く逞しくなっていくというストーリー。

”ドラえもん”の武術版ですかね。”ミツル”=”のび太”、”ドラエ”=”ドラえもん”。登場人物は藤子不二雄っぽいのが沢山登場してきます。格闘武術漫画だけど首が吹っ飛んだり血しぶきが舞い上がったりということは一切なく、どこかのんびりとして温かみのある作品です。

ドラエさんは四次元ポケットの代わりに”明道流”という流儀の中から様々な技、ヒントという道具をミツルさんに与えていくわけです。ミツルさんは近年希に見る好青年で疑いもせず稽古をし、また自分で考えるのでどんどん上達していっちゃう訳です。私とは真逆ですなあ・・・・。で、

「ツマヌダ格闘街」は単なるバトルファンタジーではなく、武術そのものの内容はかなり本格。スポーツ的な武道、格闘技ではなく、侍の時代のいわゆる伝統武術、古武道的な動き、戦い方にスポットを当てています。

機能解剖の面からも論理的に解説されていて、その動きをどう日常に応用していったら良いかというオマケまでついています。

この漫画を読めばある程度は武術や筋骨格、機能解剖に関する知識は詳しくなってしまうかもしれません。

手を使ったシノギについてはまーそれなりにお金を頂いておりますが、武術ってえのはだな・・・とさも偉そうに武術を語れる位の実力がまだあっしにはねえもんでしてね。ええ。この間も後輩のM君に振り回されてしまいましてねえ。あの野郎2年前には受身もロクに取れず、2時間足らずの稽古も貧血でボロ雑巾のようになっちまいやがってまあ一ヶ月で辞めるだろうと思っていたわけっすよ。

ところが今回どーですかあ!M君に

「これどーすんだっけ?」

「あ、これはこーっすよ!」

と教えてもらう始末じゃねえですかあ!しかもそれ通りにやったら上手くいくし・・・。あげくに一本取られるし・・・。ああMよ。おめえは強くなった。確実に強くなった。ファッキングッドだ。俺は嬉しいぞ。いろんな意味で・・・。人間・・・やれば・・・できるもんだ・・・グハッッ!!(血)


つー訳で武術はドラエさんに語ってもらうしかありません。

武術も指導できて、メイドもしてくれる。こんなカミさんがいたら最高かも!?(いねーよ!)


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あまりにも近すぎて行かない。しかしいざ足を運べばその実力を実感できる・・・。

そんな隠れた名スポットは都内に沢山あると思います。

そんな訳で東京湾を眼下にして芝浦と台場を繋ぐ天翔ける大橋、「レインボーブリッジ」に行ってまいりました。都内に住んでる人だったら知らない人はいない位、有名なブリッジですね。実はここ、歩いて渡れるのです。

「レインボーブリッジ」。正式名称は「首都高速11号台場線東京港連絡橋」だそう。1987年着工、1993年竣工。同年8月26日開通。橋長798m。2012年8月現在でレインボーブリッジ君(以下RB)は19歳になった模様!

で、「RB」は芝浦側であればJR「田町駅」から徒歩約15分。ゆりかもめ「芝浦ふ頭駅」から約5~6分。台場側であればゆりかもめ「お台場海浜公園駅」から徒歩約10分。入場料は無料。

入口の看板がガムテープでベタベタにきっさねく(汚く)なってます。昔は”展望台”とか記されていたようですが今は無し。なぜ無くなってしまったのか。入る前からこの古代遺跡感がたまらん。

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これが「RB」!「レインボーブリッジ」!上層に首都高速、下層にゆりかもめ、車道と歩道がある2層構造。

ゆりかもめに乗って渡ったり、お台場からライトアップされた姿を眺めた事は幾度かあるけども徒歩で渡るのは初。間近で見上げるとやはり巨大建造物であります。


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芝浦側の入口から入ってエレベーターで向かいます。サウスルートとノースルートという二つの分岐ルートがありますが、お台場側を展望できるサウスルートを選びました。

やはり古代遺跡なのか人影が見当たりません。何故だろう。自動販売機の明かりだけが歓迎してくれる。平日だろうと休日だろうとどこに行ってもそれなりに混雑しているTOKYOですが、こんなにひっそりとしているなんて。唯一、入口で係りのおじさんに会っただけでした。調査を進めます。

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エレベーターで昇っていくとすぐに「RB」の歩道。これが「RB」の内部だ!狭き歩道。上下左右逃げ場のない鉄格子の橋。なんだか80年代SF作品の中に紛れ込んだような印象を受けますねえ。エイリアンを遠隔操作で一網打尽に出来るセントリー銃を設置したくなります。

そんな空想の中、通り過ぎる車やトラックのもんの凄い爆音と振動、叩きつけるような海風が身体に迫ってくる。

レインボーなんてメルヘンチックな名前だが、内部はそんな生易しいもんじゃねえ!人影が薄いのはこのせいだったのか。爆音と強風の襲りくる中前進あるのみ。

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橋の中央。ここで海抜60m。下を行く船や、上を行く飛行機のことも考えて設計にも色々工夫がしてあります。

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途中で轟音と風の強襲から一息つける休息ステージも用意されてます。人影未だなく、非常ベルと非常口の明かりがやけにリアル。

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お台場方面までサウスルートでクリアした後、ノースルートへ変更可能。

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「RB」の腹側。そこにはヒト以外の生物の姿も確認。かもめが必死に羽ばたいていた。あの橋桁には巨大なシーバス(スズキ)も潜んでいることだろう。最近は東京湾も様々な魚が戻りつつあるらしいが、しっかし、コーヒー色の海だ。

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サウスルートの展望。お台場、大井コンテナふ頭を望む。観光、貿易の重要拠点。



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ノースルート展望。東京タワー方面を望む。スカイツリーも確認。都内23区だけでも900万程の人たちがひしめきあって暮らしているという。ここから見えるあの四角い箱の中は全てヒトでぎっしり詰まっていて、私もその一人なのであります。

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ノースルートで往復して帰還。調査終了セリ。

「RB」は間違いなく、古代遺跡でありました。それは古代から連綿と続く人の創造力が造り上げたモノという意味で。

今も創造力は人を繋ぎ、モノを運んでいる。

決していい環境とは言えない「RB」の遊歩道ですが、都内にしちゃ人も圧倒的に少なくある意味、静かで巨大な橋と景色を独占しているような気分にも浸れるので、たまにゃ脚使ってゆっくり一海超えて見るのもいいかもしれません。夜景なんかは最高でしょうね!



渡れ!レインボーブリッジ!君のその脚で虹を超えてゆけ!




レインボーブリッジ開場時間

夏期4月1日~10月31日・・・9時~21時

冬期11月1日~3月31日・・・10時~18時

※最終入場は閉場の30分前まで。定休日は第3月曜日。祝日の場合は翌日。12月29~31日。東京湾華火祭開催日などは休み。

自転車は基本不可だが、折り畳み自転車で乗らずに専用ケースを使用してなら通行可能だそう。閉場時間が来たら容赦なく施錠されてしまうそうなので要注意!

レインボーブリッジは禁煙(泣)












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諸君!我が金剛杖(1000円)の先を見よ!あれこそが生命の光!生きとし生けるもの全ての原点となる太陽の光だッ!

はい。という訳で今年で6度目の富士山登頂に成功しました。

街が寝静まってる間、海で誰かがナンパに興じている間、筋骨を絞り上げ身体に多大な負荷をかけてきました。

五合目吉田口から深夜登山で。天気は文句無しの快晴。満天の星空。流れ星も沢山観察できました。

頂上は夏でも気温が5度前後しかなく、その上強風で毎年寒くて身悶えしてしまうのですが、今回登ったときは風もあまり吹いておらず、最高の状態でした。

後に知ったのですが、富士山は2011年2月7日に8合目以上と一部の登山道が日本国の史跡に指定された模様。今も活火山で富士山は文字通り、生きているのであります。

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御来光。これを見たいが為に老若男女、国籍を問わず多くの登山者が富士の頂を目指します。

富士登山の価値を御来光に多くの人々が求めているのかも知れません。それは山よりも遥かに高い何かを無意識的に求めている証拠かもしれません。

吉田口から登れば、実はどの部分からでも御来光は拝めるのですが、やはりそこは日本一の山。せっかく来たのだからと毎年頂上はこの時間帯、新宿駅のように、繁盛しているラーメン屋のように混雑します。私はもう慣れました。御来光を見ながらジッポで火を点け一服。筆舌にし難きもの也!

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御来光前の静かな時間。この時が一番好きですねえ。紺碧の空と、光の水平線のコントラスト。もう堪らんですなあ。

光と影、陰と陽は二つで一つなのが良く分かります。

太陽が出現すると、風が一気に吹いてきます。大気が熱で温められたため、大気の移動が起こったのですね。それが風。自然のエネルギー循環です。自然はこんなのをず~っと繰り返している。そこには事実しかない。良いも悪いも無い。その下で暮らす私は、寒いとか新宿に戻ったらラーメン食べようとか個体の事実しか思わない訳で。


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影富士。太陽バックで大地に富士山の影が映る現象。晴れた日に観察できます。海抜3776mの大きさを体感。


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正真正銘、間違いなく火山。今年は雪も多く残っていました。

最高地点である剣ヶ峰にも登りましたが、皆碑の前で写真を撮ろうと恒例の混雑。そこで珍しく他の登山客同士の言い争いが見られたのでなんだか興醒めしてとっとと降りてしまいました。しばらくして

「こんにちは。あの、剣ヶ峰ってどこですか?」

と青年集団が訊ねてこられたので、「あそこですッ!」とビシっと指差しましたらば、

「ええ!?まだあそこまで行くんですか?もうここが剣ヶ峰でいいですか?」

私に聞かれても困りました・・・。

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頂上にある浅間大社の奥宮。サクヤヒメを祀る。古事記萌な人は必ず訪れるべし。

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鎮国の山の碑。今回登頂した時、自衛隊御殿場基地での火力演習による砲撃音が雷鳴の如く響き渡っていました。


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地面と雲が同じ位置に広がって行くような感覚。


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雲の中。防寒、防雨対策は必ず。大量の汗もかくので、水も必需。1~2ℓが平均的。疲れても水を飲んではいけない!飲まん!という間違った体育法はすべきではありませんし、高山病で病院送りというシーンも何度か目撃しているので、個人差はあるが、登る時は少し遅いかな~?という位のペースがベスト。早かれ遅かれ、必ず頂上には行ける。食事は登山という激しい運動を行うので、登る最中はそんなに摂らなくても良い。嘔吐シーンも多数目撃あり。富士山は登山客に対する環境は整ってはいるが、元は修験道の修行場。それなりに厳しい面もあります。


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荒野を上り、そして下る。古来より人が踏み固めてきた道がある。

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という訳で富士山。

もう二度とこんな辛い山行くか!と思うこともありますが、不思議とまた行きたくなる霊峰富士。

意地でも登りたくなってしまう山。冷たかったり温かく迎えてくれたりとツンデレな山。草も木もない。砂利と岩だけの山。登って下る。その単純さが良いのだろうと思います。

その単純さに集中するしかないからこそ、良いのだと思います。富士山を日本一にするか、最低にするかは、登山を行う”修行者”の中に!

俺は懲りずに登り続けよう!例えバス酔いに見舞われても。

君も挑め!海抜3776m日本一の霊峰、富士山に!