以前、こんな記事を書きました







その後、ホテルを退職し

個人のやってるフレンチレストランや料亭を経験し、あるお店に転職


土地柄、弁護士さんや
サラリーマンが接待目的でご利用になる
お鍋料亭で


なんと、女将(店長)になりました




きっちり着物を着込み

お鍋の具材をイチから入れて出来上がった料理を
お客様に取り分けるまでが一連の流れ



接待客がほとんどなので、失敗は許されません

それはそれは、緊張します


が、一番緊張してるのは
接待する側のお客様であるため

私達が緊張して空気をピリピリさせる訳にはいきません


店長なので接客はもちろん
売上管理や社員教育も必須


店長になったのが27歳の頃だったので
40代の料理長が、年上の部下にあたり

これが、かなりきつかった(*´ω`*)


ひと回り歳下になる、小娘の私のいうことなんか
まぁ、聞きゃーしません(笑)



新メニューの試食のたびに
もめてもめて、もめましたね



料理人は、感動する料理を考え商品として完成させることが仕事ですが
店長の私は、利益を上げることが仕事です


食材の原価率や提供するまでの時間などを考慮して、一品仕上げるまでに
本当に、何度も試作試作試作


最初の数カ月は、やり合いましたが


お互いに信頼関係を築けるように努力した結果


1年後には他業態も含む十店舗の中で
予算達成率1位の店舗になり

料理人たちとも、次第に打ち解けていきました



売上さえ上げれば
食材の原価や人件費なんてものに
頭を悩ます必要もないと身を持って実感しました


とてもやりがいのあるお仕事でした



ボーナスは歩合給だったので
四半期ごとに予算達成率によって
決められます


私の鍋料亭は、常にトップの利益を上げていたので


他店舗の店長がほぼ男性だった為に
かなりのセクハラを受けましたよ


女を売っている
キャバクラの同伴まがいのことをしている
女は楽にお客を呼べていいな(あほか!)の発言まで
いただきました



でもすべてが妄想なので

逆にそんな発言をして自分を貶めているのですよね

そんな事実はないのだから
わざわざ、自ら負けを認めているのです







そしてそして、個室のお店だったので
やはり業界人の方も多く来店されました


ここで小ネタ

テレビでもSNSでも話題の大阪の某元弁護士さん

ああいう方は、予約をしてくれません

当日に秘書の方が

「今から7名お願いします」

みたいに突然いらっしゃるんです


なぜかというと、事前に知らせれば
盗聴器など仕掛けられるかもしれないから
予約なし来訪なんですって


まぁ、事情は分かるけど………

お店側は大変ですよ^^;



そして、いくら個室といえども
襖ひとつ隔てて他のお客様もいらっしゃるので


皆様、しずかーに黙々と食事されてました


仕事の延長なのでしょうから
よっぽど会話には気を付けてるのでしょう

どこから個人情報が漏れるか分かりませんもんね


守秘義務があるお仕事って、大変ですよね








うーん、女将時代のあれこれ

思ったより内容が薄かったな(笑)



なにか思い出せば、続きも…………書くかも







読んでいただき、ありがとうございます(*^^*)