美容室 | はなと高次脳機能障害

はなと高次脳機能障害

ブログの説明を入力します。

旦那さん、事故の前までは行きつけの美容室がありました。
たぶん5~6年通ってたのかな。
そこはバイクで20分くらいの場所です美容院


退院後、顔なじみの美容師さんがいるところがいいかなーと思ったけれど、そこまで毎回連れて行くのはめんどくさい…。
という気持ちと、ひとりでいってきまーす!と旦那さんが出かける光景にあこがれ(おおげさですが…)、一人で行ける近い美容室を探そうと思った私です。


はじめに目をつけたのは、家から歩いて5分くらいの大きな美容室。
美容師さんが10人くらいいる。

さっそく電話で予約し、一緒に美容室へ。
まずは美容師さんに旦那さんの障害について、頭の傷やシャントのことについて説明。

この頃はまだまだ旦那さんボーッとしているカンジだったので、そんなに的外れな会話はなく、その点は気にしていませんでした。

ただ、まだトイレから出てきたときの半ケツ率が高かったので、トイレに行くかも…とひやひや。
退院直後は外出先でのトイレの間隔も短かったので、案の定途中でトイレに行く旦那さん。


待合室から目を皿にしてトイレから出てくる旦那さんをチェック。



2回目はまた一緒に美容室まで歩き、受付を済ませてから旦那さんをお願いし、私は自宅へ帰宅。


心配でドキドキしながら過ごし、終わる頃に迎えに。

なんとか無事にクリア。
(と言っても旦那さんのミッションは座っているだけ。あ、最大のミッションはトイレの半ケツを防ぐだけ。)


その後は、旦那さんの後をこっそりつけ、一人で行ってもらいました。
帰りは終わったら私に電話をして、帰ってくること!


このミッションもなんとかクリア。


しかし、帰ってきた旦那さんの話をきいて、財布を見て、なにやら前回より高い。


シャンプー、カット以外の何かをした模様。
たぶん、お勧めされて、勧められるがままやってもらったんでしょう。

話をきくと切ってもらった人も変わるみたいだし、会話は成り立つから美容師さんは悪気なく勧めただけだろうし、きちんと本人の返答は当てにしないように言っていなかった私が悪いけど、なんだか不信感を持ってしまい美容室をかえることにしました。



次に目をつけたのは、自宅から歩いて2~3分の理容室。


小さなお店で個人経営の雰囲気。
何より近い!


美容室じゃなくて旦那さんには悪いけど、わりとオシャレな雰囲気の理容室だったし、事故後の旦那さんは半ケツで出てきてしまうくらい身なりに関心ゼロだったのでいっか~と、行ってみることに。



はじめましてのときはついて行き、またまた障害について説明。


そして旦那さんを残して私は自宅へ。


今回はさらに近いし、お店もこじんまりしてて、丁寧に対応してくれる印象。


今もここに通っています。


あんなにドキドキして送り出していたのに、今では旦那さんが出て行ったあとの一人の時間を楽しんでいます得意げ



場違いな発言が多いこの頃。
きっと理容室でも高次脳炸裂でしょう。
理容師さんには申し訳ないし、どんな話をしているのか聞くのも私は怖いけど、毎回満足そうに帰ってくる旦那さんを見て安心しています。


最近は、予約の電話もスムーズにできるようになりました。


この前は、理容室の帰りに切れかかっていたトイレットペーパーを思い出したようで寄り道して買って帰ってきました。


なにより、事故後あこがれの、いってきますといってらっしゃい、ただいまとおかえりができているのが嬉しい。



一人で行動できる範囲がこれからもっと増えるといいなぁ。

そうなると余計に、場違いな言動が悩みの種です。