地震で大変な事になっています。


私自身、新潟の中越地震を経験した事があるので、
とても人ごととは思えません。


既に被害が発生している中で、今更、という
感もありますが、一つだけ実感している事
をお伝えしたいと思います。


携帯を持っているなら、絶対に肌身離さず
持ち歩いてください。




そんな事当り前だろ、とお叱りを
受ける事は承知の上でお伝えします。

被災した際、健康な人が一番最初に
必要になる、初歩の初歩と言えば、


「情報」と「明かり」


です。


当然、食糧や何やら、いろんな物が
必要になりますが、被災した際、
本当の一番の一番最初に必要になるのが、
「情報」「明かり」なのです。

突然とんでもない状況が自分に降りかかってきた。


一番最初に自分の身の回りに何が起きているのか、
全く情報が無いと、人は不安になります。


情報を見ても不安になりますが、少なくとも
今後の身の振り方の参考には絶対になります。


そして、夜になって停電したとき。


真っ暗な中をただ一人でいる状況。


ちっぽけな明かりが一つあるか無いかで、
どれほど人は安心できるか。


最近の携帯はワンセグが見れるものがほとんど
ですし、携帯でライト代わりにする事も出来る。


状況によっては外部との通信手段になる。


そういった意味で、最近の携帯は理想的な
ツールになっています。


ただし、ずっとワンセグを使い続けた
場合、充電できない状況が発生すると
電池の消耗が激しくなって使えなくなる、
という可能性もあります。


これも状況を見ながら、注意して使ってください。


また、明日3/13の夕方以降、停電が実施
されるかもしれません。


今後の情報は、気を付けてください。

以下、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110312-00000092-jij-bus_all
yahooニュースより抜粋。

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東電、初の「輪番停電」検討=供給不足で地域ごとに
時事通信 3月12日(土)11時0分配信

 東京電力は12日、東日本巨大地震の影響で、
供給区域の9都県(静岡県は富士川以東)で
同日の電力需要がピークとなる午後6~7時に
100万キロワットの供給不足に陥るとの予測を発表した。

不足量は、この時間帯の30万世帯分の電気使用量
に相当する。

13日には不足分が拡大し、地域ごとに停電する初の
「輪番停電」を実施する可能性があると説明している。

 13日の同時間帯の供給不足は700万キロ
ワットに拡大する見込み。輪番停電の実施は
電力需要を見極めた上で12日夕に発表する。

電気使用量500万キロワット相当の地域ごとに、
3時間ほど電力供給を止めることが想定される。


 記者会見した藤本孝副社長は「安定供給に
全力で取り組む」と述べ、電力使用を極力控えるよう
呼び掛けた。

海江田万里経済産業相も同日、原発や送電網の
被害を踏まえ、「極力節電を願いたい」との
談話を発表した。


 東電は、12日午後6~7時の電力需要を
3800万キロワットと想定。これに対し供給力は、
福島第1、第2原発の停止などの影響で
3700万キロワットにとどまる見通しだ。 



前回、

「お客さんから行動してもらう事が重要」

という事でご説明しました。

知ってもらっても、お客さんから
申し込みをしてもらう行動を取って
もらわなければ、結局単なるボランティアで
終わってしまいます。

・・・と、書きました。


が。



後になって読み返してみて、

「あぁ、これだと誤解受ける書き方したな・・・」

と私は思ったのです。



何が誤解を受けるのか?

そして、お客さんから行動してもらう事が
重要といった、本当の意味とは何か?


非常に大事なお話になりますので、
よーく読んでおいてくださいね。


で、




「お客さんから行動してもらう事が重要」



なのですが、この、
お客さんが行動するに至る
までのプロセスはもっと重要になります。




そもそも。


人って、面倒くさがりな生き物です。
加えて、お金を払うという事について、
本当に警戒心が強い生き物です。


この、

「面倒くさい」「警戒心がある」

という2つの壁を取り払ってもらう必要があります。


一時期、これらの壁を取り払う方法として、
いろんなテクニックが持てはやされる時期
がありました。


⇒ダメだったら返金保証
⇒セールスレターはこういう文章を書け
⇒殿様セールスをしろ・・・
⇒とにかく煽って、煽りまくれ!


すごーく端的に書いたのですが、皆さんも
「なんか読んだことあるぞ、これ・・・」
と思う様なテクニック、あったんじゃないでしょうか?


しかし、テクニックは所詮、小手先の
動きでしかない。


今時テクニックだけで売ろうとするなんて、
タダの「バカ」だと思います。



そこには、人としての心が無いから。

テクニック重視で来る人って、買い手側
は不思議と見抜いちゃうんですよね。

コイツからは、何だかよく分からないが、
買いたくない。

こう思われたら最後です。



それで。




「お客さんから行動してもらう事が重要」


と書きましたが、これをテクニックだけで
何とかしようとする人が、あまりにも多い。


バンバン売りまくる魔法の一言を
探す人があまりにも多い。


売り手側がテクニックだけで何とかしよう
とすると、お客さんは絶対に警戒心を
解く事はありません。


もう一度いいます。


テクニックだけで何とかしようと思うなら
絶対にお客さんは信頼も行動もしてくれません。



だったら、どうすりゃいいのか?




「与え続ける事」




・・・という事以前に、私の実感では、




「どんな人であれ、自分に関わってくれる方に
 尊敬の念を持つ」


というのが欠かせないと思いました。



ココまでやってくれるのか!


という感動を持ってもらえるのは、
全力で自分のノウハウを出し切る事。


それは当り前として、それ以前に、


「提供する側が、お客さんに対して、
自分の事をじてくれた事に、どれだけ
感謝と尊敬の念を持つ事が出来るか」


という事がポイントとなります。


たとえば。


「どんな理由であれ、365日100%返金保証!」


と謳っている販売サイトがあったとします。
あなたも見た事、一度位あると思います。


テクニックとして見た場合、


「1年間も保証されるなら、
 ゆっくり使ってみて、ダメなら返金依頼
 しよっと」


と思っている人が購入した時、
さすがに1年も保証期間を設けていると、
忘れる、という心理を突いたもの。


購買率を上げるテクニックとして、
使い古された感すらあるこの文句。


世界的なマーケッターとして有名な
ジェイ・エイブラハムは、このテクニックを、


「購入率を上げる為のテクニックではない。

 これは顧客に対するリスペクトである」


と言っています。


どんな理由であれ、売り手側に一度でも
興味を持ってくれて、そしてお金を払ってくれる
という行動を取った人へ尊敬の念を持つ。

その尊敬の念を持った方への責任として
返金保証を設ける。

というもの。


繰り返しになりますけど、

「どんな人であれ、自分に関わってくれる方に
 尊敬の念を持つ」

このマインドセットがあって、初めて
お客さんに自分の商品の良さを伝えられるのだな、
と思います。

テクニックと、お客さんに対する敬意、そして
自分自身が持つ信念。

この3つが上手く回りはじめて、信頼関係
が築けるものなのです。


では。


前回、「あなたレター」を渡したり
送付したりする事で、すぐには
契約にならない見込み客との関係を
続けられる、とお伝えしました。

その際、一枚の紙で収まる文章量
なのに、私は同じものをもう一枚同封して
送っていたのです。


同じものが2枚。


コストや手間だって、2倍になってます。
これ、正直無駄だと思いませんか?


でも、私はそのまま2枚渡していました。


それはなぜか。




・・・と、その前に。

皆さん、自分が全く知らないお店に
入ろうとした時を想像してください。


例えば・・・そうですね、外見はおしゃれな
雰囲気でまとまっているレストラン。

今、あなたは、たまたまその建物の
前を通りかかり、その店の存在を知ったと
しますよね。


「雰囲気良さそうだけど・・・
 どんな店なんだろう?」


と思って気になった。


でも、全く情報が無い。

外観からすると、悪くはなさそうだが、
結構高い料金だったりするかもしれない。


てなシチュエーションになったと
思ってください。


一番良いのであれば、とにかく
そのお店に入ってみる事。

ですが、いきなり入って失敗だったら
どうしよう・・・?

と、避けたい欲求でてきますよね。

でも、

ある程度情報を知っていたとしたら、
これはどうなるか。


それも、よく遊ぶ親しい友人からの情報
だったとしたら。



「あぁ、あのお店行ってみたけど、

 すげーサービス良いし、値段もリーズナブル

 だったよ。ランチ時狙っていくともっと安いから」


とか、



「この間彼女と初めて
 
 行ったら、


『あたし今度ここ別の男と来る!』
 

 なんて言いやがって(笑)

 お前も彼女連れて行って来いよ。彼女も

 喜ぶと思うぜ」



・・・男同士の会話になってますが、
こんな感じで、

「信頼できる、実際に体験した人からの情報」

があったとしたら?


実際に行く、行かないは別として、

本当に行こうと思った時のハードルは
全く何も知らない時と比べて、かなり
低くなっていますよね。



このよくある状況。

これを踏まえて、さっきの「2部渡してた」
について解説します。


2部を渡す事によって期待できる効果。

それは、


「見込み客自身が、自分の体験談を踏まえて
 強力なセールスマンになってくれる」



という事です。


これはどういう事か。


見込み客が、友人やご近所の方と話していた、
としますよね。


よくある光景です。


その時、ブラインドタッチの講習に行ってきた
内容を話す可能性は高いですよね。

その時に、2部渡していると、


「あぁ、これなんだけどね・・・」


と、見込み客(または契約してくれているお客さん)
が、実体験を語りつつ、ニュースレターを
見せながら1部を手渡ししてくれる


という状況が期待できる訳です。


同じレターを貰った人は、「へぇ・・・」と
そのニュースレターを読む可能性が非常に高い。

また、その場で読まなくても、家に持ち帰って
読み返した際、友人の体験談とレターが
リンクしているので、友人から伝えられた内容を
改めて思いだしやすいのです。

もし、レターが無いと、
せっかく伝えてもらった内容が、
薄れてしまう可能性が高い。

ほら、忘れていた事があったけど、
何かを見た瞬間に、

「あ、そういえば・・・」

と思いだす事って多いですよね。


このレターを2部渡す、という事。
これは、やらない手はないです。


それで。

普通、全く知らなかった状態から、
いきなり売り込みを掛けられたら
逃げたくなりますよね。

しかし、この状況だと売り込み臭が
全くしない状態で、講師である私自身の
存在を知ってもらう事が出来ます。








・・・と、ここまでは、講師である私自身と
その活動を

「知ってもらう」

という所に重点を置いてきました。


次に、行動してもらう事が重要になってきます。

その点について次回説明しますね。


コレが無いと、単なるボランティアで
終わってしまいますので。



前回のブログで、

「集まってくれた見込み客が
 すぐに契約してくれるとは限らない」

とお話しました。


当然、ブラインドタッチを教える、
というのは、


「見込み客となる人に、自分の存在を知ってもらう」

「見込み客と売り手の接点を作る」


この2つの目的を持っていました。

当然、無料だからと言って手は抜きません。

この一番最初の印象が悪かったら、
絶対にPCの家庭教師の契約なんて
出来ませんから。

だから、これは本当に力を入れて資料を
作りました。


ここで、一気に見込み客と、自分との
距離感が縮まれば良いのですが、そう簡単に
上手くは行かないと思ってください。


絶対に、

「確かにブラインドタッチを教えてもらえる
 のはいいんだけど、でも今お金払って
 教えてもらうまではしなくてもいいかな~」

と思う人がいるのです。


では、いますぐ契約してくれる人では
無かった場合。



はい、そうですか。

じゃあまた縁があったら、
検討してくださいね、

いつになるか分からないけど・・・



といって、そのまま関係が自然消滅
してしまうのは、もったいない。

せっかく「ブラインドタッチを学ぶ」という
事で興味を持ってくれて、わざわざ会場まで
足を運んでくれたんです。


すぐに契約を取る事ばかり考えていると
お客さんは、確実に見透かします。


「あ、コイツ。
 とにかく売り込みしたがってるな・・・」

と。


これって、例えばあなたが、店で服を
選んでいた時に、知らない店員が
声を掛けてきたときを思い出してください。


正直、ウザいでしょ?
それと同じなんです。



「ほっといてくれ!」

とか、

「売り込まれるんじゃないか?」


って警戒したりしますよね。


こんな事しちゃ、将来見込める契約も
チャンスを潰す事になります。


じゃ、一体そういった見込み客に
警戒されずに、今後も接触を
図っていくにはどうすればいいか。



ニュースレターを使います。



そのニュースレターで一番参考に
させてもらったのが、こちら。


37カ月連続トップ営業が極めた
なぜか挨拶だけで売れてしまう営業法
木戸 一敏著


この中で紹介されている手法は、

「あなたレター」

です。


営業関連のビジネス書をいろいろ読んだ
事がある人であれば、もしかすると
ご存知の方もいるかも知れませんね。


ここに書かれている手法を、
そのまま応用させてもらいました。

この「あなたレター」。

会場に来た方々へ、

「こういったものを作って皆さんの
 所にお届けしています」

と言って、渡すのです。


当然、ここで見込み客の住所に
ニュースレターを送付しても良いか
どうかの意思確認は忘れずに行います。

この「あなたレター」は、売り込みが
全く入らないものなので、よほどの事が
無い限り、送付を断られる事はありませんでした。


このレターを使った場合、どんな
効果が期待できるかというと。


「接触回数を増やす事が出来る」


という事。



会場に足を運んでもらった、それ以降
のお客さんとのつながりを保てます。

それと同時に、講師はどんな人となり
だったかを知るツールとなってくれるのです。

だから、パソコンの事で何か聞きたい、と
思いだしてもらった時、真っ先に講師
に話を聞きたい、と思ってもらうのが狙いです。


単純に言うと、どんな事でも

「知らない人からより、知ってる人に
 相談したい」

と思うのが人情。

この状況を作り出す為に、
あなたレターは必要なのです。

言うなれば、売り込み臭のしない
ダイレクトレスポンスマーケティングですね。



ちなみに、この「あなたレター」。

渡すときや、送付するとき。


「必ず、2部」


を入れて渡したり、送付していました。

普通、1枚に文章が収まるのであれば、
1枚しか渡しませんよね。

でも、私は同じものを2部つけていました。

これ、何故だかわかりますか?


次回答えをお伝えします。



ブラインドタッチを教えますよ~、
だから集まってください~


と、無料オファーの材料とした
のですが、


「これは絶対に参加したい!
 いつどこでやるんだ?参加費は?」


と興味を持って、見込み客が
自ら動き出す、仕掛けづくりを、
一体どうしたのか?


・・・という事で、前回のブログは
締めくくっていました。


その答えです。




何度も何度も、ブラインドタッチを教える、
という事を書いてきました。

ここで考えていただきたいのですが、

「ブラインドタッチを教えて欲しいと思う人」

って、どんな人でしょうか?


マーケティングについて、本なり雑誌なり
読んだ事がある人は分かると思いますが、
私はここで、


顧客の絞り込み


を行いました。


自分がターゲットとする顧客像を、どんどん
絞り込んで行ったのです。

この絞り込みを行う事で、単なるブラインド
タッチを教える、というだけの事が、いきなり
魅力的な講座に変身させる事が出来ました。


それは。


パソコンに興味を持っている、
シルバー世代の人々へ向けて

「ブラインドタッチを教える講座やりまっせー」

と発信したのです。



・・・「やりまっせー」とはさすがに
言いませんでしたけど(^^;


シルバー世代、特に60代以上の
ここ1~2年前位に定年退職した方
って、団塊の世代って呼ばれてますよね。


この団塊の世代って、実はパソコンに
興味を持っている初心者って、
実は結構多いんです。

たとえば・・・


◆パソコンに興味を持っているけど、
 どこから手を付けていいか分からない。

◆自分の息子からお古のパソコンもらったが、
 変な所を押したら爆発するんじゃないかと
 本気で思っていたので、怖くて使えない。

◆遠くに住んでいる孫とインターネット
 を通じて、メールのやり取りをしてみたい。

◆今迄避けてきたパソコンの操作だが、
 いろいろ扱えるようになって、
 自信をつけたい。

◆息子からパソコンを教わろうと思ったが、
 丁寧に教えてくれないので、チンプン
 カンプンでどうしていいか結局分からない。

◆パソコン教室へ行ってみたが、生徒の
 学習能力に差があるため、せっせと授業が
 進んでしまい、自分だけ取り残されてしまった。

◆自分の家にある慣れたパソコンで、
 教えて欲しい。


・・・などなど。

シルバー世代の人々でも、学習意欲が
非常に高く、時間があるのでどんどん学んで
行きたい、とアグレッシブに考える人々は
増えているのです。


こういった方々に聞いてみた所、
かなり多かったのが、

「キーボードの操作の仕方について」

という所でした。


キーボードをタカタカと手元を
見ないで打ち込める人がいるけど、
自分は無理だ・・・


そう思って諦めている人へ、


「そんな事ありません!

 実はポイントさえ掴んでしまえば
 年齢性別問わず、誰でも身に付ける
 事の出来るスキルなんです」


みたいな事を発信した訳です。

それを無料で行ない、
集まった方のリストを集めました。

これで、集客の第一段階を
クリアした事になります。




やった~!


客集まったから、これでお金貰える~!!






・・・なんて思いたくなるのが
人情ですが。


短絡的に考えてはいけません。


集まってくれた見込み客。

すぐにパソコン家庭教師として家に伺う
契約も取れる事がありますが。

どうするか、お試しをする事で
様子見をする人もいます。


なので、この「いずれ客」との
関係を大切にすることで、後々
ボディブローが効いてくる様にする仕掛も
必要なんです。



それ、どう考えればいいでしょうか?

考えてみてくださいね。

答えは、次回に。