キャリアアップ助成金のおすすめ① | 社会保険労務士法人ケーズ・インテリジェンス

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キャリアアップ助成金のおすすめ①

~キャリアアップ助成金の基本の3つのポイント~

 

雇用に関する助成金は多々ありますが、聞くところによりますと、実際に申請されている助成金の9割はキャリアアップ助成金のようです。要は、キャリアアップ助成金は「申請しやすい」「受給しやすい」ということです。

難易度の高い助成金にチャレンジするよりも、キャリアアップ助成金を確実に受給できるようにすることをおすすめします。

特に「正社員化コース」その中でも「有期→正規」がおすすめで、要件を満たし申請することによって、対象者1人につき57万円(中小企業の場合)受給できるものです。

 

 

当社ケーズインテリジェンスでは、これまでに、キャリアアップ助成金(正社員化コース)を相当数申請しており、これらの経験をふまえて、キャリアアップ助成金(正社員化コース)について、基本的なポイントをお伝えします。

 

正社員化コースを受けるための最も重要なポイントは以下の通りです。

助成金には細かい要件がたくさんありますが、少なくともこの3点ができていれば、助成金を受けられる可能性は極めて高くなります。

  1. 有期契約の期間が6ヶ月以上であること

  2. 正社員転換後に給与を5%アップすること

  3. 雇用契約書・賃金台帳・出勤簿が整っていること

 

上記(1)については、最低でも有期契約の期間が6ヶ月以上必要です。

3ヶ月契約を更新してプラス3ヶ月、計6ヶ月でもOKです。

1年契約あっても、その途中の6ヶ月経過した時点で正社員に転換することでもOKです。

 

上記(2)については、正確には、正社員転換前と正社員転換後のそれぞれ6ヶ月間の合計給与額を比較して5%アップすることが必要です。

残業代等の割増賃金などの変動費は含みません。

基本給をアップさせることができれば理想的です。

賞与を対象にできるかどうかは、就業規則(給与規程)の記載内容しだいです。

 

上記(3)については、雇用契約書・賃金台帳・出勤簿の整合性がとれていることが必要です。

そもそも出勤簿がない、賃金台帳がない、はNG、

雇用契約書に記載している基本給と賃金台帳の基本給額が一致しない、はNG、

雇用契約書に住宅手当●円と記載があるが賃金台帳に支給した形跡がない、はNG、

出勤簿では残業しているのに賃金台帳に残業代の支給がない、はNG、

残業代の計算が間違っている(不足している)、はNG・・・

というふうに、いろいろな整合性がチェックされます。

もちろん、最低賃金を下回っていないとか、割増賃金の計算などの法令遵守は必須です。

 

キャリアアップ助成金にチャレンジしよう!という方は、

特に(3)について、事前に、社会保険労務士などにチェックしてもらうことをおすすめします。

会社としてはきちんとやっているつもりでも、細かくチェックすると改善の余地ありというケースが多々見受けられます。

とある会社では、社長が「ちゃんとやっています!」とおっしゃるので安心していたら、申請時に意味不明(?)の賃金台帳が提出され、頭を抱えたことがありました。。

また別の会社では、「当社の社員は残業がゼロだから大丈夫!」とおっしゃるので安心していたら、申請時にタイムカードを見ると、18時間を超える日があちこちに存在し、賃金台帳には残業代の印字はなし、という状況で、これでは無理!という時もありました。。

 

申請時に不備が発見されても遅いです。リカバリできません。

くれぐれも、事前に自社の雇用契約書・賃金台帳・出勤簿が適正かどうか、整合性が取れているかどうかを確認し、必要があれば、少しでも早く改善しておくことをおすすめします。

2019813

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※この内容は、2019813日時点のものです。法改正その他の事情により内容に変更がある場合がありますのでご了承ください。