昨日、悲しいお知らせがありました。
旦那さんの職場の同僚が亡くなったとの事。
享年27歳。。。若すぎる死。。。
先月、我が家で旦那さんの職場の方と鍋パーティーをした時に、
遊びにきてくれたので、私もお会いしたことがある方でした。
すごくやさしそうな方で、
先週まで旦那さんと一緒に働いていたのに、
いきなり過ぎる死。。。
まだ断定はできないようですが、
『自殺の可能性もある』
そうです。
帰宅後、
旦那さんは相当ショックを受けていて、
その事実のみ私に告げると、
ご飯も食べず、一人ソファーに座り込み、動きませんでした。
私は、何と声をかけていいのか分からず、
ただただ時間だけが流れていきました。
こんな旦那さんを見たのは初めてです。
『自殺の可能性』。
(旦那さんに質問も出来る状況ではなかったので、)
それ以上の事は聞けませんでしたが、
私もすごくショックでした。
自分で自らの命を絶つことは、
あまりにも自分勝手だと思います。
自殺する人には、それぞれに悩みがあり、
悩んで悩んで悩みぬいた結果が『自殺』かもしれません。
でも、絶対に辿り着いてはいけないゴールだと私は思います。
『一つの命が誕生する事』は、
決して当たり前のことではありません。
思いがけない妊娠で中絶を選択する人がいるのも事実だけど、
心の底から望んでいても、中々授かることが出来ない人がいるのも事実。
自分自身、ベビ待ちをしてから、
『命』について考えされられることが多くなり、
命の尊さ、大切さ、儚さを今まで以上に実感しています。
ベビちゃんに出会えない日々を長く過ごしてきたからこそ、
今、自分が生きていることが奇跡だと思うし、
命はかけがえのないものだとも実感しているつもりです。
命は決して平等に与えられるものではない。
生きたいと願っていても、事故や病気で人生を終える人もいる。
新しい命を授かりたいと願っていても、中々願いが叶わない人もいる。
たとえお腹の中に新しい命が宿ったとしても、
みんながみんな健康でこの世に生まれてくるわけではない。
だからこそ、今を生きている私たちは
与えられたこの命を
精一杯生きなきゃいけないと私は思います。
ベビ待ちを始めて、
『命』について考えることが多くなりました。
今となっては、ベビちゃんが
私にこのきっかけと時間を与えてくれたのかなぁ~とも思えるくらい。
『ベビ待ち』ってデリケートなことだから、
友人や、家族にだって気軽に話せる内容じゃない。
私自身、自分の治療のことを話せるのは、
このブログを読んでくださる皆さんと
同じようにベビ待ちしている高校からの友人1人のみ。
身近な人には面と向かって話しにくいけど、
もっと多くの人に『新しい命が誕生すること』について分かってもらいたい。
それから、
自殺を考えている人に『死』の前に『命の誕生』について考えて欲しい。
それが、自分の命を大切にすることに繋がると思うから。
ご冥福をお祈りいたします。