歌うなら、

素朴な唄を歌いたい。

タキシードを着て

オーケストラバックで聴かせる

オペラ歌手のようには稼げなくとも

背中に背負った小さな子どもに

つぶやくように小さな声で聴かす

子守唄でいい。

込めた想いがあるならば

どちらも優しい唄になる。