縄文時代と殷王朝を繋ぐ
『ヒブセ信仰』
神器として使われたと考えられる
石棒・縄文土器・木製男根・木製女陰などを
前回、写真と文章でご紹介しました。
一週間以上経過しました。
なのに、私……
ブログBANされてない?
「ワイセツだ!」と判断されないように、試行錯誤、ギリギリレイアウトで写真upしたことが項を秦し、 アメブロAIも「古代信仰=ワイセツではない」と判断してくれたみたいです。
ありがとう
じゃ、前回の続きね。
「安」の文字は、女児が頭から土器をかぶり、地の神に一礼している絵文字に見える、と前回ご紹介しました。
……ヒブセ信仰……ひ伏せ……ひれ伏せる(平伏、敬い畏まって礼をする)……大地の神様に礼をする→地の神からパワーをもらう儀式?!
「安」の漢字は、「宀」と「女」を組み合わせた文字です。
漢字の「宀」のような、底が尖った土器は、日本各地で発掘されています。
とても古い時代の土器の形です。
漢字の「女」のイメージは、『絵で読む漢字のなりたち 白川静文学への扉 (絵とエッセイ・金子都美絵・太郎次郎社エディタス)』を参考にするととても分かりやすいです。
※金子都美絵さんのイラストが本当に素敵で、シンプルな色とラインで漢字の世界を表現しています。
白川静先生の書籍では、「安」は嫁いできた新妻が祖先を祭る廟で拝礼する姿とあります。
……漢字の「安」と「屋」は意味がすごく似てる。
でも、ちょっと風習が違うのでは?と感じました。
古代日本は母系社会で、夫は通い婚だったはずです。
人と犬を生け贄にする様子を文字にした「伏」「家」の漢字。
●縄文土器の写真。
・尖底土器(縄文の青海波 模様)『郡山市歴史資料館』。
・S字装飾土器『奥会津博物館』。
・参考資料尖底土器・岩手県蛇王洞洞窟の写真『小野町ふるさと文化の館』。
●参考書籍。
・白川静先生の『漢字百語』『常用字解』、白川静先生と梅原猛先生との対談集『呪の思想』
・金子都美絵さんの『絵で読む漢字のなりたち』。