第19話
「 重大なミス 」
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相変わらず、仕事ができない!
判断力が悪い!状況把握が全くできていないという最悪な状況は
いまだ変わらなかった。
入社して3ケ月も経ったのに、ろくに仕事が出来ないのである。
「自分は役立たずな人間だ!」
「お前はみんなに迷惑をかけている!」
自己否定の気持ちは全然払拭できないのである。
ある日の営業中。
お客様から玉を交換するよう頼まれ、
いつも通り玉を計数機に流していた。
流し終わった後にレシートが出るのですが、
それを取り忘れてしまったのです!!!
いくら探してもない!!
他の客に持っていかれたのです。
明らかに僕のミスだった。
「とんでもないことをしてしまった!!」
僕は全身が凍り付いた。
その場は、主任がうまく機転を利かせ、
謝罪をし、お客様に補償したのです。
僕は、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
主任は僕の気持ちを悟ったのか、
「 次やったら、お前はバカだからな」とフォローしてくれた。
僕は、今のこの精神状態では、またやらかしてしまうんではないか?
とおびえていた。
店側として5万円の損失です。
その日の勤務終了後・・・
先輩社員が僕の寮の部屋まで押しかけてきた!
1時間くらい説教をくらったのです。
「お前、続けんのか?辞めんのか?」
白黒はっきりさせるよう迫られたのですが、
僕は何も返答できなかった。
僕は小さく、
「辞めます」 と言うしかなかった。
もうこうなったら・・・