高校生の頃
萩市のミッションスクールの寄宿舎で
生活していました
案の定
寄宿舎の生活に馴染めず
近くに下宿しました

学校帰りに古い土塀の中から
お琴の音色が聴こえて来ました
(山口県萩市は城下町です)

衝撃的なマッチングです
ノコノコと入って行きました
奥の部屋に盲目のお婆ちゃんが
弾いておられました

お琴、教えて下さい!

そう伝えた私に
名前、何処にすんでる?
お琴持ってるのか?
等など色々聞かれ

古いお琴を1日10円でお借りし
下宿先まで持ち帰り練習始めました

今考えても…
なんたる事‼️
月謝の事など何も覚えていません

ただ2〜3ヶ月後卒業する事に
なっていたのに…
行動力のみで計画性も何も無い
無知な人だった様です

帰省先にいい先生を紹介して
あげるから続けなさいと言われたのですが

私は短大に行ったら遊ぼうと
思っていたのでお断りしました
なんたって罰当たり!

お琴を再開したのは21歳の時でした



1日10円でお借りしたお琴

琴枕も無いし

教則本も置いてない

おそらく弦を弾いていただけ?

懐かしい思い出です

18歳…

こんな時もあった?

今はシワシワのお婆ちゃん👵に

になりました


君の人生はどうだったん?