商品の紹介

■出版社/著者からの内容紹介
アフリカで病気にかかった作家ハリーは悪夢のごとく去来する過去の回想に耽り、ついに息を引きとる。愛と死の問題に深くふれた表題作他、「ミシガン湖畔」「エリオット夫婦」「異国にて」等の代表的短編集。

推薦者

  • 水野晴郎
    • 戦後引き揚げて16歳の頃、夢も希望もない時代、この本に衝撃をうけた。なぜ雪のつもるキリマンジャロの山頂に豹は登って死んだか。山頂に何かある。人間もトライ、トライ。ヘミングウェイの生涯もまさにそれ。スペイン戦線、イタリア戦線に参加、自由の真実を求め、愛を求めて人生永久の旅。私をアメリカ文学、アメリカへ引きつけた一冊。人生は何度でもチャレンジするべきというテーマ。やってみたい事、見たい事、その中に真実の発見があるという事。恋愛の旅という形の奥に人生の姿を知ることが出来る。

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