親は『親』として認められたい
⇒ お互に一番自分を理解してほしい存在です
この世に生まれ出てから
養育してもらわなくては生存できない期間が
動物の中で一番長いのが人間です。
そのため、乳幼児は生きていく為に
一番認められたい相手を決定し順応します。
それが親です。
またそれと正比例して、
親は自分自身のことを二の次にして
全身全霊をかけて子どもを養育します。
決して見返りを期待するわけではありませんが、
心の何処かで、自分の愛の深さを
育てた子に一番認められたいと思っています。
では、親が自分の子に認められていると感じるのは
どのような時でしょうか。
それは下記の4種の働きかけをされた時です。
① 相談する:
結論を出す前に相談する。
親はあなたに嫌われても本音を言ってくれる
最高のアドバイザーです。
【作戦20】を読んでください。
② 傾聴する:
親は子であるあなたとの会話が最高の楽しみです。
心に余裕を持って話を最後まで傾聴してください。
③ 健康を気遣う:
「大丈夫?」の言葉がけです。
④ 笑顔で接する:
「ありがとう」の気持ちを背景にした言葉がけです。
この4項目の返答を「YES」にするだけで、親に
無条件の肯定的ストロークを与えることができます。
そして、子としての自分をUpgradeできます。
ところが、
親子関係は心の奥に甘えがあるので、
こんなにシンプルなことを、
「言わなくてもわかっているから・・」と
実行しない人が多いです。
いえいえ、わかっていても言葉で伝えられると、
何倍も嬉しいものです。
この4項目は親に対してだけではなく、
ずっと付き合いたい相手には、是非実行してください。
(次回は、【ちょこっと心理学】無条件ストローク)