法を守る | いつかはサブスリー

法を守る

不法入国した家族が話題になっている。
僕はそもそも何で話題になるかわからない。

家族にとって、確かに悲劇であろう。
でもその悲劇を起こしたのは、
両親の違法行為だ。

法も想定していなかった不可抗力で生じた悲劇であれば、
情状酌量もあろう。でも今回はそうではない。
意図して法を犯し、それが原因で生じた悲劇だ。

家族が残るように署名された方々、
僕には目前の悲劇にだけ心動かされた
‘浅はか’な判断に思える。

私たちは普段から法律に守られていることを忘れてはいけない。
自分たちを守ってくれている法律を軽視することは、
己の身を危険に晒すことにもなろう。

とある外国人街の近くに暮らしているので、
「隙だらけの日本人」の危うさを日頃から感じている。
一度例外を作ってしまえば、そこを狙ってくる
侵入者へは格好の逃げ道になり得る。

これらを踏まえ、今回の日本の対応は
十二分に情を斟酌していると思う。
杓子定規に行けば全員退去であるが、
そこは「日本人の温かさ」も感じられ
娘さんの滞在と、両親の再入国
(本来は認められない)をも認めた。
法治国家の威厳を維持しつつ、
可能な限り柔軟な運用をした
判断だったと思う。