3/3•プロミネンツ2年生以下練習試合 | フットプロム協会のブログ

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一般財団法人フットプロム協会が運営している“1on1サッカースクール”及び“YHプロミネンツ”のブログです。

子ども達の成長や課題、コーチからのメッセージ、そしてフットプロム協会の情報についても記載していきます。

こんにちは、代表の藤間です。


今回はひよこFCさんをお招きして2年生以下の練習試合を行いました。

ひよこFCさん、ありがとうございました。


さて、このところ攻撃面はだいぶみんなの理解度が高まってきている様に思うので、今日はテーマとしてディフェンス、それも「ボールとマークを両方見る」ことと「マークは内側(相手とゴールを繋ぐ位置)に立つ」と言うことを意識してもらいました。


ボールとマーク両方見ると言うのは、みんな分かってはいても試合中ずっとは出来ない、と言う感じでしょうか。

コーチが声がけすると「ボールしか見ていなかった自分」に気づいて慌ててマークを探す、って言うシーンがまだ目立ちます。


また、マークは内側から、と言う点については、攻めたい気持ちと守らなきゃと言う気持ちのバランスを取るのが難しいって感じですかね。

攻めたいと思う時はやはり高い位置に残ろうとします。そうするとマークする相手の内側の位置を取るのには距離があり時間が掛かる。

ここはやはり切替の速さで補うしかないので、そのバランスをそれぞれで見つけるって作業になるのかなと思います。


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個別に言うと…


トモハルは、毎日走っている成果が出ていますね。運動量がだいぶ増えてきてますし、それもあって良い形でボールを奪えることが増えてきています。

縦パスもチャレンジしているので、その点も以前よりかなり良くなっています。

ただ今日、サイドで出てもらった時には前に攻め残る感じで戻ってこないケースがあったので、後ろのポジションでもサイドでもトップでもやることは基本的に変わらないんだと思ってプレイしましょう。

あと、サイドだと特に外側や後ろからディフェンスをしてしまうケースが多かったので、どこのポジションであれディフェンス時にはまずゴールと相手を結ぶ線上に立つことを意識しましょう。


アラタは、引き続きドリブルからチャンスを作ってゴールも奪いました。

ただ“もう1テンポ早いタイミングで出そう”とコーチに言われるシーンが引き続き多いです。

ドリブルってほんと難しくて、ほんの1タッチだけでも状況は変わっちゃいます。

どのタイミングでも出せる様なボールの置く位置と身体の向きを心がけましょう。


クリュウは、少しずつトップ以外のポジションもチャレンジしてもらっています。

さらにトップのポジションでも、低い位置では味方を使う、ゴールを狙える位置では狙う、と言う場所による違いも意識してもらっています。

以前ほど「どのポジションでもトップの位置に行っちゃう」感じはなくなってきましたね。

ただそこも、コーチに言われなくても出来るってレベルにしていきたいです。

トップの位置で出るのが第一希望なのは知っていますが、にしても、他のポジションに取り組むことは必ず自分の為になるので、それぞれの役割を考えてプレイしてみましょう。


カケルは、このところかなり成長してくれています。

今日はゴールもあり、アシストになりそうなパスが幾つもありましたね。右サイドで出てもらっている時に、ファーストタッチで前に進もうとする意識はとても良かったです。

あとは切替の速さと、最初に書いたディフェンスの原則的なところが良くなればもっと良い場面を多く作れると思いますので、意識して取り組んでください。


ユウリは、引き続きかなりのスピードで成長してくれていると思います。

課題も引き続き、プレイがぶつ切りになってしまうこととインサイドキックでしょうか。

ぶつ切りの方は、パスを出したら終わり、ディフェンスも一度追いかけてダメならそれで終わりってなっちゃうことが多いです。

インサイドキックは、つま先で蹴ることが多くそれがミスになることが多いので、例えばタッチオブクラスの時にも、しっかり当てる位置にこだわること、その為に(そこにちゃんと当てられる場所に)自分が動くことを意識しましょう。


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みんなの成長はとても嬉しく思いますし、正しい方向性だと思います。


ただみんな負けたくないとかもっと点を取りたいって気持ちはあると思うので、今のままで良い筈はありません。

自分自身が望むプレイをより多く出来る様になる為に、一つ一つの練習にこだわっていきましょう。


ではまた!