2022初試合 | 清和風明のブログ

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気弱で不眠症に悩む私の日記替わりのブログ。心のデトックスを目指します。

今年最初の試合はなんと母が観に来た。

試合前に、母から「体を動かしておきなさいよ」といわれる。

 

「あんたね、48歳の娘にまだそんなこと言うの?」と密かに思う。

まあ、会場入りする前にテニスクラブで20分ちょっと壁打ちしてきてるんだけど、それを母は知らない。

言われてからというのが癪だけど、当然試合の直前に少しランニングとサイドステップなどを行ったし、いつもしていることだ。

 

一戦目、母の年齢に近い人と対戦して・・・相手がリターンを取ったので、サーブから始まり、1-0で始まったものの、癖のあるアンダーサーブにに翻弄されながら、サーブのブレイクが全くできず、途中、4-3から4-4になり、気持ち的にも負けそうになりながら、6-4で辛勝。

 

オンラインで決まるボールが何球もあった。前日の決め球の練習をしていなかったら、ワンボールアウトを量産して負けたかもしれないなと思った。

しかも、完全にオンラインだったのにアウトジャッジを取られたポイントもあった。

予想外の接戦に精神的に疲れ、次の本命の相手には「できるだけで御の字」という気持ちで臨んでしまった。

 

2回戦目の相手はシード選手のため、私のように1回戦がないので、本来は私の方が有利なのだけど・・・なんと、彼女、普段私と練習してくれるフリーランスコーチとボレー&ボレーなどしているではないか。

おいおい、コーチよ、私の弱点とか伝えていないだろうな?いや、たぶんしている。

何だか裏切られた感じ。

 

あのコーチ、彼女に勝たせて、私に「まだまだ練習が足りないから俺と練習しよう。」と誘うつもりか?「今後は真剣指導するから金よこせ」ってか?などとうがった気持ちになってしまった。

 

もう、気分は敗戦モード。

何だか、作戦もイマイチ考えられず、なんとなくミスを重ねてしまい、ほぼ一方的な展開で0-5まで行ってしまった。

そこで彼女はプレースタイルを変えてきた。

かなり速いテンポで攻撃的に打ち込んでくる。ただ、それは私にとっては打ちやすいボール。

なので、ゲームが取れて、1-5。彼女はまた元に戻した。1-6で終了。

 

何やかや言って、私と似たタイプなんだよな。1回戦の相手も観戦していたので、そういわれた。

本当はバンバン攻撃したいのにそれができない。だから県内では勝てるけど、県外に行くとどうだろうという程度。イマイチ力では勝ちきれない中途半端な感じ。

攻め切ることなくぽわ~んとしたボールが入ることで自分のペースを保つ。それは自分からミスする確率が減ってノーアドバンの試合ではいいのだけど、ワンランク上の相手には勝てない。

ただ、私よりサーブがいいと思った。

そんなに振り切っているわけではないけれど、エネルギーがある。

身長のせいかな・・・。やっぱりサーブは質より身長高いほうが有利かもな。

彼女と私、身長15cmは違うはず。不利だよなあ。

でも、私のサーブ、もっと質を上げられるとは思う。

 

時々チャンスあるときは前に出て攻めたけど失敗してしまった。

あそこでボレーが決まっていればもう少しゲームが取れたように思う。

 

今回1-6で終わってしまったけれど、あともう少し改善すれば3ゲーム、4ゲームは取れる気がする。

ここのところ、私は妙にクロスにこだわりすぎている。

フットワークがいい相手には、サイドに振るより縦に振るほうが効果的なのかもしれない。

 

最近の試合の中では、出来は中くらいかな。

粘りだとか、自分の良さが出し切れない気もしたけれど、攻めパターンはそれほど悪くない気がした。

 

ある人が、「この試合に出てくる人って、みんなうまいよね」

確かに。

高校生たちのテニスがハンパなくすごい。

ものすごく振り切っていて、自分のテニスとは全然違う。

ああいうのを見た後で自分の試合に入ると、なんだか調子も狂ってしまいがち。

 

それでも、まあ、どうにかできたほうなのかなとも思う。

 

新年早々、いろんな刺激を受けつつ、この一年もまた成長できるようにがんばろうと思う。

そう思えるだけでも幸せかもしれない。