年末は夫の実家に2泊3日で行ってきたが、2日目に近くのホテルのテニスコートを借りて息子と練習した。
正確には、自分の練習に息子を付き合わせた。
サーブのトスをちゃんと上げるコツはボールを持つ手を見続けること。
今まではトスを上げたい位置に視線を合わせていた。
ボールを上げる瞬間にボールを見ていなかった。
肩を右側に少しターンする際、ほぼ視線は上を向いていて、ボールからは目が離れていた。
ボールを上げる前に少し腕を下げてから上げるが、その動作をするときにちゃんと視線を合わせると真っ直ぐ上がる。頭は若干動いてしまうけれど、大丈夫らしい。
あとは、手首を柔らかく弧を描くイメージで振り切る。
以前よりはるかにコントロールが良くなった気がする。
よし。
次に、決め球。とにかく苦手なショット。
相手を追い込んだ挙句、最後の決め球がド下手なんて、情けないけど、事実。
とにかく、フォアならショートクロスに打ちたい。
いつも、コースが甘いので、サービスのボディーに打つあたりのコースに飛んで行ってしまうが、本当はサービスのワイド(コーナーいっぱい)に打ちたい。
子供にボール出ししてもらって、いろいろ試した。
右足を一歩前に踏み込む際に斜めではなく、ネットに対して真横に踏み込むようにして、やや肩を大きめにターンし、ヘッドを落とさず腰を回して打つ。
今までよりはるかにコーナーの方に飛んで行った。
次に、右足を踏み込む際に、あまり深く曲げずに、一本の軸になるようなイメージで、くるっと軽く回転するような感じで打つようにした。
このほうが飛距離があまり伸びず、ショートクロスは打ちやすい。
深く曲げて打つと、打点は低めになるし、飛距離も伸びてしまい、アウトしやすい気がする。
あまり待たずに、いいテンポで打つのがいい。そのほうがボールのバウンドがトップになるところで打てる。
ボールが20球しかないので、打ち終わるとボールを拾い、また打ち・・・を繰り返し、50分くらいそればかりやった。
足の出し方とか、腰の回転がまだまだ不安定なのだけど、大分厳しいところに打てるようになったし、少し自信がついた。
つくづく腰の回転が大事なことがわかった。
今まで手打ちが何と多かったことか・・・。
ただ、手打ちでもそこそこ何とかなってしまうんだよな・・・。
ベースラインぎりぎりにバウンドするボールを甘くならないように飛距離を伸ばす打ち方と、サービスライン以内にバウンドするボールをショートクロスに狙う打ち方ではかなり違う。
同じように打ってはいけない。
でも、なかなかそこを教えてくれる人はいない。
ショートボールはたいていストレートに打てというコーチが多い。しかも、たいていは「打点を落とさないでレベルスイングで」というアドバイス。
それは間違いではないけれど、ショートクロスにも打ちたい。ダメか?
ダメでもやってみたいのだ。
今までの私は、とにかく何でも深く打つことがベスト。深く打てば攻められない。≒深く打つことが攻撃。攻撃は最大の防御。という理屈?でやってきた。
でも、これは無理があるというか、戦法としては一手目でしかないということがわかって、2手目と3手目のショットが必要なのに、それがちゃんと打てないという自分の欠点が克服できないでいた。
たぶん、出来ない人は山ほどいるだろう。やれなくても勝つ方法はいくらでもあるかもしれない。でも、私はやれるようにした上で、試合に臨み、お手本のように組み立てて攻撃したい。
ただただ根性で勝つのはもういい。
大して上手くないけど今回はたまたま勝っちゃったね・・・って思われるのはいやだ。
贅沢な考えかもしれないけど、やっぱりそれなりの技術を駆使した上で勝ちたい。
やっぱりテニスにはレベルがある。
プロのように戦いたい。
再開して4年目。50代のベテランになる前にどうにかしたい。
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