草間さんの短編集です。
表題作以外は学生モノ。
学生モノはあまり食指が動かない私ですが、
作家様によってはかなりドツボにハマったりいたします。
草間さんの場合もハマるタイプの作家様ですね～。
決して学生モノが嫌いなわけではないんですが、
ケモミミのように取り敢えず買ってみようという気にならないというジャンルなのよ～
今回のコミックスのテーマ？は『田舎』のようですねww
↑つか、自然とそうなってしまったというかww
どれもこれも田舎が舞台でして中でも表題作は田舎度5(作者による統計w)という、
電波も通らない雪が降ると確実外界との交通がシャットアウトされてしまう。←こういう場所を人は陸の孤島という。
そんなど田舎にやってきたケーブル会社のエンジニア古賀が出会ったのは風変わりな彫刻家の遠野だった。
草間 さかえ著コミック「王様のベッド」
エンジニアの古賀が最初に思ったのはコレ。片田舎の彫刻家・遠野は、見た目と違ってかなりの変わり者だった。大雪に閉じ込められ、仕方なく泊まることになった古賀(実はゲ/イ)は、彫刻家の好奇心で「見せて、触らせて」と迫られる。「勃ったら怒るだろ! 」とつい正直に怒鳴ってしまい…!?
田舎を舞台にしたＢＬもいいなぁって感じてます。
都会とはまた違う時間が流れてるとでもいうのかなー？
のんびりしてる反面、閉鎖的だったりもするので、そういう苦労もしていたり。
表題作はエンジニア×彫刻家。
通信手段が断たれてしまったという一報を受けて、エンジニア古賀が向かった先は目印も何もないようなど田舎の家。
そこにいたのは一人の彫刻家。
ネズミにより齧られケーブルが寸断されていたのですね～！
もちろん、いるのはネズミだけじゃなくて虫だっていろいろといるわけで・・・・
そんな得体の知れないものが手にかさかさと登ってきたらどうする？？
A→悲鳴をあげる
B→持っていたものを思わず落としてしまう
答→AB両方とも。ってんで、
古賀は持っていた工具箱をあろうことか依頼人遠野の頭上に落とししてしまい、
遠野にケガをさせてしまうんですね。
でも病人へ行くにも車は雪で出すことができず、電話も通じない。
古賀は遠野をケガさせてしまったどころか、
食事と寝所を提供してもらうことに。。。。
ところが、風呂に入ろうとする古賀のところに遠野が「見せて・・」とやってきて・・・！
短い話だけど、ちゃんといろんな伏線をもたせているところに
さすがだなって感じさせられました！
遠野の不思議さは彫刻家ということもあって芸術家特有のものがあるんですね。
古賀のことをタイプの肉体だとしても、じいっと見つめペタペタ裸を触ったり、
だいたいがこんな山奥に引き篭もって暮らしていること自体不思議なんだけど、
言動も行動も古賀には理解できず、
遠野のことを「妖怪」と思ってしまうんですよねーwww
でもこの「妖怪」って思ってしまうことが
あの「雪女」発言に繋がっていくのだろうから、
上手さを感じてしまうんですよ。
しかし！
遠野も古賀もそれなりにいいキャラしていたのに、
ラスト２Pだけ登場した遠野の弟の強烈キャラにすべてをもっていかれてしまいましたwww
だって、読み終わったあとしばらく経っても、あの弟のことだけは鮮明に覚えておりましたもん。
同時収録の「さくらんぼ」と「花」は田舎町が舞台。
「王様のベッド」はそれこそ山奥だけれども、
そこまでの田舎ではありません。一応田舎度は３なのでww
「さくらんぼ」は中学生、「花」は高校生がメインとなっています。
同じ学生モノでも雰囲気はまったく違いました。
「さくらんぼ」がピュアピュアな感じに対して、「花」はシリアスでちょいダークな感じ。
私は「さくらんぼ」が好きだったわー！！
中学生で既に自分の将来ワーカーホリック一直線と悟っている生真面目優等生上野と
明るくって優しくてでもちょっぴりおバカな同級生玉川の恋愛。
といっても、上野はまったくその気はなかったんだけど、
玉川が上野に気があるのは読んでてわかるのよね。
だって上野と話しする時だけ、真っ赤になっちゃってかわいいの！！
でも上野は別のことが気になっていたみたい。
それは玉川が他の友達と話をする時は呼び捨てなのに、自分のことを呼ぶ時だけは君付けで呼ぶのだ。
なので、上野は玉川が自分に対してよそよそしさというか、
一線を引いているんじゃないかと感じていたんですよねー。
でもその理由ってのが・・・・・
あー！いいわ～、こういうピュア感！！
彼らの10年後とか知りたくなっちゃうわね。
「花」は多分、好みが分かれるかと・・・。
とある女性の死をめぐって揉めちゃうわけなんだけど、
この死の真相とかが・・・
でも印象的な話でもありました。
描き下ろしは「王様のベッド」です。
どうやら古賀はこのド田舎に足しげく？通っているようで良かったわー。
でもやっぱり弟が強烈でしたww
H度
「花」のみHあり。
ストーリー度
参加しています。よろしくね
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表題作以外は学生モノ。
学生モノはあまり食指が動かない私ですが、
作家様によってはかなりドツボにハマったりいたします。
草間さんの場合もハマるタイプの作家様ですね～。
決して学生モノが嫌いなわけではないんですが、
ケモミミのように取り敢えず買ってみようという気にならないというジャンルなのよ～
今回のコミックスのテーマ？は『田舎』のようですねww
↑つか、自然とそうなってしまったというかww
どれもこれも田舎が舞台でして中でも表題作は田舎度5(作者による統計w)という、
電波も通らない雪が降ると確実外界との交通がシャットアウトされてしまう。←こういう場所を人は陸の孤島という。
そんなど田舎にやってきたケーブル会社のエンジニア古賀が出会ったのは風変わりな彫刻家の遠野だった。
草間 さかえ著コミック「王様のベッド」
- 王様のベッド (ビーボーイコミックス)/草間 さかえ
- ￥620 Amazon.co.jp
エンジニアの古賀が最初に思ったのはコレ。片田舎の彫刻家・遠野は、見た目と違ってかなりの変わり者だった。大雪に閉じ込められ、仕方なく泊まることになった古賀(実はゲ/イ)は、彫刻家の好奇心で「見せて、触らせて」と迫られる。「勃ったら怒るだろ! 」とつい正直に怒鳴ってしまい…!?
田舎を舞台にしたＢＬもいいなぁって感じてます。
都会とはまた違う時間が流れてるとでもいうのかなー？
のんびりしてる反面、閉鎖的だったりもするので、そういう苦労もしていたり。
表題作はエンジニア×彫刻家。
通信手段が断たれてしまったという一報を受けて、エンジニア古賀が向かった先は目印も何もないようなど田舎の家。
そこにいたのは一人の彫刻家。
ネズミにより齧られケーブルが寸断されていたのですね～！
もちろん、いるのはネズミだけじゃなくて虫だっていろいろといるわけで・・・・
そんな得体の知れないものが手にかさかさと登ってきたらどうする？？
A→悲鳴をあげる
B→持っていたものを思わず落としてしまう
答→AB両方とも。ってんで、
古賀は持っていた工具箱をあろうことか依頼人遠野の頭上に落とししてしまい、
遠野にケガをさせてしまうんですね。
でも病人へ行くにも車は雪で出すことができず、電話も通じない。
古賀は遠野をケガさせてしまったどころか、
食事と寝所を提供してもらうことに。。。。
ところが、風呂に入ろうとする古賀のところに遠野が「見せて・・」とやってきて・・・！
短い話だけど、ちゃんといろんな伏線をもたせているところに
さすがだなって感じさせられました！
遠野の不思議さは彫刻家ということもあって芸術家特有のものがあるんですね。
古賀のことをタイプの肉体だとしても、じいっと見つめペタペタ裸を触ったり、
だいたいがこんな山奥に引き篭もって暮らしていること自体不思議なんだけど、
言動も行動も古賀には理解できず、
遠野のことを「妖怪」と思ってしまうんですよねーwww
でもこの「妖怪」って思ってしまうことが
あの「雪女」発言に繋がっていくのだろうから、
上手さを感じてしまうんですよ。
しかし！
遠野も古賀もそれなりにいいキャラしていたのに、
ラスト２Pだけ登場した遠野の弟の強烈キャラにすべてをもっていかれてしまいましたwww
だって、読み終わったあとしばらく経っても、あの弟のことだけは鮮明に覚えておりましたもん。
同時収録の「さくらんぼ」と「花」は田舎町が舞台。
「王様のベッド」はそれこそ山奥だけれども、
そこまでの田舎ではありません。一応田舎度は３なのでww
「さくらんぼ」は中学生、「花」は高校生がメインとなっています。
同じ学生モノでも雰囲気はまったく違いました。
「さくらんぼ」がピュアピュアな感じに対して、「花」はシリアスでちょいダークな感じ。
私は「さくらんぼ」が好きだったわー！！
中学生で既に自分の将来ワーカーホリック一直線と悟っている生真面目優等生上野と
明るくって優しくてでもちょっぴりおバカな同級生玉川の恋愛。
といっても、上野はまったくその気はなかったんだけど、
玉川が上野に気があるのは読んでてわかるのよね。
だって上野と話しする時だけ、真っ赤になっちゃってかわいいの！！
でも上野は別のことが気になっていたみたい。
それは玉川が他の友達と話をする時は呼び捨てなのに、自分のことを呼ぶ時だけは君付けで呼ぶのだ。
なので、上野は玉川が自分に対してよそよそしさというか、
一線を引いているんじゃないかと感じていたんですよねー。
でもその理由ってのが・・・・・
あー！いいわ～、こういうピュア感！！
彼らの10年後とか知りたくなっちゃうわね。
「花」は多分、好みが分かれるかと・・・。
とある女性の死をめぐって揉めちゃうわけなんだけど、
この死の真相とかが・・・
でも印象的な話でもありました。
描き下ろしは「王様のベッド」です。
どうやら古賀はこのド田舎に足しげく？通っているようで良かったわー。
でもやっぱり弟が強烈でしたww
H度
「花」のみHあり。ストーリー度
参加しています。よろしくね
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