小bの付録です!
木原音瀬さんのデビュー15周年記念の小冊子が付録としてついていました。
これが目的で小bを久しぶりに購入したんですけどね。

深呼吸 」の番外編が2編収録。
この「深呼吸 」が大好きなんです!!
イタイお話が多い木原さんですけど、このお話は甘くて(といってもいちゃいちゃらぶらぶしてるわけではない)
受け攻め両方ともに愛しい、、って思えるキャラでした。

本編は二人はこれから・・・!ってところで終わってしまったんで
是非とも続きを書いて欲しい!と切望していたんですよー。
なので番外編が、しかも本編の続きが収録されると知り
喜んでしまったのでした!!!

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深呼吸 (ビーボーイノベルズ)/木原 音瀬
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「雪とマフラー」
東京が珍しく大雪に見舞われた日、その日は谷地にとって大切な日だった。
なぜならば・・・・
恋人の榛野がイギリスから帰国する日だからだ。

なのに大雪でダイヤが乱れ、携帯電話を持っていない谷地は榛野と連絡する術を持たず
ただただ2時間も空港で待たせる羽目になってしまい・・・・


ふふふ。
この二人、相変らずカワイイです。年齢的には40代と30代でいい大人なんですけどね。
榛野は結構純情だし、榛野は身体の関係を持った相手は数知れずなんだけど、
これが初恋なんだよね。
だからいつまでたっても初々しい二人なんですよwww
2時間空港で待っている間、榛野はとても不安になってしまう。
谷地はもともとノンケだし、自分が襲ったこともあって流されているんじゃないかっていうのが
常につきまとっているんだよ。だからいつ谷地が熱病から醒めたようになってしまうか・・・・
両思いになって、でもすぐに離れ離れになってしまい、電話もしても
会いたいという気持ちがどんどん募っていくのは自分だけなんじゃないか・・・と
思っているんですよ。案外と臆病でネガティブな榛野なのよね~。

でも、谷地なんて、本当はイギリス旅行から帰ってくる時、
榛野をボストンバッグに入れて連れて帰りたい・・・なんて思っていたんですから。
榛野の心配なんて無用なのにね~( ´艸`)
そんな風に互いに思っていることは、お互いにわかってはいない。
自分たちが思っている以上に相手は自分にそれぞれメロメロなのにさ~。

そういう不器用な大人たちの恋愛がとてもピュアでカワイイと感じてしまいます。

で、この展開は・・・・、そう、私が本編を読み終わった時に思った
同棲突入ですね!!!!
最後の榛野を谷地の家に招き入れて
「お帰り」って抱きしめるところは大好きです!!



「夏の縁側」
一緒に暮らしはじめて数ヶ月後の二人。
おや?
名前の呼び方が・・・・・
谷地の彼への呼び方が「榛野さん」から「佳久」へと変わっているーーー!!(〃∇〃)キャー!
やっぱり、こうじゃなくっちゃね!!
年上の谷地が榛野のことを呼び捨てにするのは
ああ、恋人だわーって感じがする。
これではやってないけど、きっと初めて佳久って呼ばれた時の榛野は
カワイイくらいに真っ赤になったんじゃないだろうか・・・。ああ、それもまた見てみたかった。。。

榛野は仕事か何か嫌なことがあったらしくちょっとイライラとしている。
谷地にも軽くあたったりしているし。
でも元来優しくて大らかな谷地はそんなことでいちいち怒ったりしない。
それよか全身毛を逆立てている猫をなだめるかのように
優しく優しくその毛並みを撫でてあげる感じなのだ。
そうすると榛野のこわばりが徐々にとけて谷地に甘える榛野となる。
なんか、この関係がとてもくすぐったくて好きなの。

二人で近くのお祭りに浴衣姿でお出かけするんだけど、
途中で榛野の下駄の鼻緒が切れてしまい、直してあげたんだけど、
下駄を履かせてあげている時、榛野がノー☆パンだということに気付く谷地!

えええええ!?なんでノー☆パン!???

と驚く谷地。・・・・・私も驚いたww
誘っているの?榛野ってば・・、なんて大胆。
あ、そういや榛野ってH方面では割と奔放なのでした。
でもこれはそういう意味があってのことじゃなく、単にバスローブ姿でいることが多く、
そのくせでこういう着物のようなものだとつい・・・ってことなんだそうでwww

そうなると谷地だって男ですからねー!
ムラムラっとくるわけですよwww
ってんで、あ、こんなところで、そんな大胆なことをするんですかい!?
ってことを始めちゃう二人なんですねーwww

谷地さんのムッツリーニぶりが私も嬉しいわ!!

でも事が終わるといつも正気になってしまうのは実は榛野の方なんですよ。
榛野はこんなところでこんなはしたない真似をして・・・って反省中。もうしませんってうなだれる。
谷地に嫌われることを何より恐れている榛野なの。
そんな心配しなくてもいいのにね。

谷地の方こそ榛野はまだ若いし、能力だってあるし、いつ自分が愛想つかされてしまうかって思っている。
嫌わないで、離さないで、と言う榛野を抱きしめ

君と日々の全てが愛おしい

と口にする谷地。

こんなにラブラブなのに、不安がる二人だけど、
これからはきっとそんな不安なんて感じることもなく暮らしていけるんだろうなーって終わり方でした。

ああ、やっぱりこのカポーが大好きです!
ほのぼのしちゃうわ。


H度ドキドキドキドキドキドキ(谷地さんのFぇらはなかなかエ口い)
ストーリー度満月満月満月満月半月

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